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勤務スタイルを自由に組み合わせて幅広い挑戦を!
 
      
石井さん
選べる働き方
プロフィール
   
2008年3月にご登録。
外科病棟を退職後、養護教諭の資格を取得。特別支援学級での勤務を経て、現在は当社より固定とスポットの勤務を組み合わせてご活躍されています。
ご主人の転勤に合わせて柔軟に勤務スタイルを変えながら、
看護師としてのキャリアを継続されている石井さん。
家庭と両立しながら経験の幅を広げる
ライフスタイルの秘訣についてお話を伺いました。
.当社に登録されたきっかけと経緯を教えていただけますか?
  病棟勤務を辞めた後、1年間養護教諭の資格を取得するために新潟の学校に通学していました。病院で仕事をしてみて将来のことを考えた時に、今後結婚や出産をしたりすると学校で勉強するということは難しくなってしまうと思い、お金も貯まった今がチャンスだと考えて進学を決めました。保健室の先生に対する憧れは以前からありましたが、一度現場から離れたいという思いもあったのだと思います。
その後は埼玉の小学校で、知的障害児のクラスの補助員として1年間仕事をしました。結婚を機に昨年東京に引っ越してきたので、あらためて仕事を探そうとインターネットで探していました。その時にこちらの求人の中にやってみたい仕事があり問合せたのが登録のきっかけです。
.石井さんがお仕事を選択される際に優先されている条件と、ご登録から現在のお仕事を選択されるまでの経緯についてお聞かせいただけますか?
  仕事を選ぶ際に優先する条件は、まずは勤務地が近いことでしょうか。内容はあまりこだわりがなくて、何でも経験だと思っているんですね。登録して最初にご紹介いただいたA社の企業内診療所のお仕事は、自宅からの場所が近かったのと、産休代替ということで期間が決まっていたこともよかったので決めました。主人が今年の4月から転勤になるかもしれないという話があったので、あまり継続して勤務をする場所だとご迷惑をおかけしてしまうかなと心配があったんですね。1年という期間が決まっていたので逆に安心して選ぶことができました。
結局今年の4月に転勤はなかったので、A社の勤務期間が終わり、最初は主人の扶養に入ろうかとも考えました。でも既に扶養には入れなくなっていて(笑)、「だったら働こう」と思い固定で勤務できるところを探していただきました。すぐには希望に合うところがなかったので、最初はスポットの搬送(民間の救急搬送サービス)のお仕事を始めました。その後紹介していただいたのが、現在のB大学の保健室のお仕事です。
B大学のお仕事は、やはり場所が近かったことと、せっかく養護教諭の資格を取ったので、大学生ということで対象は少し違いますが、資格が活かせるかなと思い決めました。今回非常勤という形態を選択したのは、来年3月から主人の転勤が決まっているので、常勤で就職すると途中で辞めてしまう形になると思ったからです。B大学のお仕事も来年1月位までで終了と伺っていたのでその後のことも考えて決めました。
.現在の働き方について教えていただけますか?
    基本の勤務が週5日で、休みは週2日のペースです。 月曜から金曜日の夕方〜夜に大学保健室のお仕事と、週2-3日は日中に搬送を中心としたスポットのお仕事、という組み合わせで勤務しています。土日は完全にお休みにしています。大学の仕事は医療行為がほとんどないので、手技から離れてしまうという心配がありました。スポットの仕事で色々経験していれば今後復帰する時に役立つかなと思い、合わせてスポットの仕事も続けています。
最初は大変かと思ったのですが、どちらの勤務も肉体的にすごく疲れるという感じではなく、自分の性格にも合っています。搬送の仕事も勤務先の方がすごくよくして下さって、大学の勤務開始時間までには間に合うように仕事を調整して下さるので続けられるのだと思います。
ハードスケジュールのように見えるかもしれませんが、どちらも職場が近いので大変ではないですね。主人の帰りが遅いので、私の帰りが遅いというのもあまり気にしていないようです。働いているという実感も得られて、今のスタイルが自分に合っているんだと思います。

.現在の保健室のように固定の場所で勤務することによるメリットはどのようなことだと思いますか?
  スポットの勤務ですと希望をしても依頼がない日もあります。給与の面などから考えると、短時間であっても必ずお給料がいただけるという点が(固定の場所で勤務するメリットの)ひとつですね。決まった時間にお仕事が入っているので、それまでに家事などを済ませておこうという意識が働いて、だらだら過ごさずにすむという点もあります。夜の時間帯に仕事をしてみて、以前よりも時間をうまく使って家事をするようになりました。
.スポットの勤務の場合、勤務先が変わる毎に初めての場所であったり初めての人と出会うことになりますが、大変だと感じられることはないですか?
  私はあまり感じない方なので負担というのはないですね。合わないかなと思う人がいても「今日で終わりだから・・・」と深く考えないので大丈夫です。私の周りはまだ病棟で勤務している友人も多いので、自分も外に出ていたいと思うんですね。スポットの勤務では、色々な人と出会えるという楽しみがあります。固定で決まった人と仕事をするのもいいですが、違ったところに行くと色んな人がいるのでそれが楽しみのひとつですね。搬送の仕事でも運転手や(利用者様の)ご家族等、その時だけの関係ではあるのですが色々なことが見られてすごく勉強になります。
確かに場所によっては少し冷たいと感じる対応を受けることもあります。そういうところだと、毎日続けて勤務するのはしんどいかなと思います。ただ、向こうの人からすると、1日だけ勤務に来て「1から全部教えて下さい」と言われれば大変だろうということは分かるので、仕方ないのかもしれないですね。今の搬送の仕事はスポットとは言っても継続的に勤務させてもらっています。勤務先の人もよく分かってくれるので、今のような関係は大事なんだなと思います。
.スポットでの勤務の際に何か気をつけていることはありますか?
  生意気にならないことですね(笑)。老人ホームやデイサービスなどですと、看護師1名に介護職の方が多数ということが多くあります。介護職の方たちの方がよく分かっているので、看護師だからといって「こうした方がいいですよ」といったことは言わないようにしています。そうした方がきっとヘルパーさんたちもやりやすいと思うんです。勤務先に行くと所長さんから「(看護職よりも)介護職の業務の方が多くなってしまって申し訳ないです」と言われることがよくあります。おむつ交換や入浴介助等もあるので、やりたくないという看護師さんもいらっしゃると思うのですが、私はそういった業務も断らないようにして、馴染んでいくようにしています。
.今後はどのような形のライフスタイルを考えられていますか?
  結婚してからは家庭のことも考えなくてはいけないので、家庭の支障にならないように働ければいいなと思っています。今のところは常勤での勤務は考えていなくて、今のような働き方を続けていければいいですね。
病棟勤務をしていた時には、派遣看護師がどういう仕事をしているのかも全然知りませんでした。登録してみて、「こんな看護師の仕事があるんだ」ということを知って勉強になりました。色々な経験をして度胸がつくというか、新しいところに行ってもなんとなくできるようになってくるので、偏りを持たずに色々なことに挑戦してみたいですね。
.派遣会社を利用することのメリットは何だと思いますか?
  一度派遣会社さんを通してからお仕事の紹介がくるので安心感があります。自分で見つける場合は、外側のみで内情が分からないまま入ってしまい、入ってから「あれ?」と思うところも沢山あります。そのような聞きにくいところも派遣会社さんを通すと聞いて下さるので、働きやすくしていただけるという点が大きいですね。B大学の時も休暇について尋ねると色々やって下さって、頼れるところがいいなと思います。派遣看護師ですと同僚といった仲間がいない分、心細い面はあるんですね。その時に派遣会社の方によくしていただくとすごく安心します。
.現在の働き方について迷っている方や、石井さんと同じような働き方を希望されている方に一言メッセージをお願いします。
  病棟に勤めていると人間関係も同じですので視野が狭くなりがちだと感じます。何年も継続していると慣れてくるので、新しい発見というのがだんだん少なくなってきます。仕事はこなせるけどなんとなく物足りないといった思いが出てくるんですね。派遣で色々なところで勤務をしてみると、看護職としては何年も経験があっても、その分野では新人として色んなことを経験できるので、そういう道もあるかなと思います。
友人の中には、病棟を離れて派遣で仕事をしてみてまた病棟に戻りたいと思った人もいます。病棟が嫌になって離れた人でも、派遣をしてみて見方が変わるんでしょうね。そういう意味でも、一度は回り道をしてみてもいいんじゃないかなと思います。
 いつも柔軟に対応してくれる石井さん。
且つ何事にも挑戦してみようという前向きな気持ちを持ってお仕事に取り組んで頂いております。また周りの方への気配りも備わっておりますので、どこの勤務先に行っても高い評価をいただきます!
仕事と家庭の両立はとても大変だとは思いますが、バランスを考えて仕事にも取り組んでいられるように思います。
今後のご活躍もますます期待したいと思いますので、引き続き石井さんのお力添えになれるよう取り組んでいきたいと思います。