Kさん
4年半勤務した総合病院を退職後、一度は看護師の仕事を離れて一般職を経験。
その後派遣として看護師の仕事を再開するなかで在宅医療のおもしろさに目覚め、看護の道に戻ることを決意されました。
現在は当社から紹介させていただいた病院で常勤として勤務をしながら、在宅医療という目標を目指されています。
一度は看護師を辞めようと思い病院を退職したというKさん。
そこから在宅医療という目標にめぐり会い、
看護師としてのキャリアを再開されるまでの経緯について伺いました。
前の病院で勤務をしている時に、休みの日にバイトをしようと思いインターネットで探したのが登録のきっかけです。
入職3年目くらいで、仕事にも慣れてきて余裕が出てきた頃でした。登録後しばらくは、病院の休みの日に健診やデイサービスの仕事を紹介してもらって勤務をしました。
辞めたきっかけは、とりあえず5年目になって看護師自体が嫌になり、他に何かやりたいと思ったことでした。
実際には仕事を辞めてすぐの時はスポットでデイサービスやクリニックなどの勤務を2ヶ月位して、それから旅行に行きました。
その後はダイビングショップでの勤務と居酒屋の仕事を掛け持ちしたり、沖縄に一時期住んだりして、8〜9ヶ月間は看護師の仕事から離れていましたね。
病院を退職した時は看護師自体を辞めたかったので、看護師の仕事はできればしたくなかったんです。
でもお金がなかったので、新たにやりたいことを探す間に派遣で生活していこうと考えました。その時、ちょうど希望した条件に合って案内をしてもらったのが訪問入浴のお仕事でした。
私は同じ訪問入浴の事業所で約半年間勤務をさせてもらったのですが、派遣である私の意見も尊重してもらえて、とてもいい環境でした。そうしているうちに在宅(の仕事)がとてもおもしろくなり、訪問看護がおもしろそうだなと思えてきたんです。
「きちんと責任のあるところで仕事をしたい」と思い、(看護師の仕事に)戻ろうと決めました。
それでコンシェルジュの方に希望を伝えて、就職先を探してもらいました。希望を伝えて内定をいただくまでは2ヶ月位で、とても早かったですね。
まず病棟ということは決めていました。
病院の仕事から離れて1年半位経ってしまっていたこともあり、すぐに在宅には行けないという思いがありました。物品の中には1日単位で新製品が出てくるものもあるので、訪問入浴の利用者宅でも使い方の分からないものがあったんですね。そのような状態ですぐに在宅には行けないので、病院で何年か勤務をしてから在宅に進みたいと考えました。
最終的に決め手となったのは、今の病院が在宅をやっていたことです。病院での診療だけでなく、訪問看護や地域への往診など地域医療にとても力を入れています。それで「絶対にここだ!」と思い、迷うことなくこちらに決めました。
派遣先で知り合った看護師さんに話を聞くと、病院のなかには患者様に対する対応がかなり粗雑だったりという場所もあるようです。
色々な病院があるので、もし自分が入職した病院がそのような(仕事のしにくい)ところだったらどうしよう、ということが就職先を探すにあたって一番不安でした。紹介会社を通して就職先を探したのは、病棟や看護の雰囲気を先に知りたいという思いがあったからです。
今回は(コンシェルジュの)担当者の方から病院の雰囲気をある程度教えてもらえたので、安心して就職を決められました。
病院を辞めて短期のところで仕事をしてみると、正直なところ大変なことも色々あります。1日のみの勤務ということで、勤務先であまり仕事を任せてもらえないなど、私自身も嫌な思いをしたことがありました。でも続けていると、勤務先の人と仲良くなって色々話せるようになります。私は同じ入浴会社でずっと勤務をしてきたのですが、環境もとてもよくて、最終的には看護師の仕事に戻ろうと思えるようになりました。
それまで全く興味がなかった在宅をおもしろそうだなと思うようになったほどです。
ですので、一度嫌だなぁと思っても踏ん張って続けてみることが大切なのだと思います。
全然ないです。本当にありがとうございます、という思いだけですね。
コンシェルジュを選んだのはインターネットで調べた時にたまたま一番最初に出てきたからでした。でも単発の仕事を紹介してもらったらすごくいい入浴会社で、就職先を紹介してもらうととてもいい病院だった、というように偶然が重なったようにして今があります。
就職する時にも希望条件の優先順位を伝えたところ、すぐに複数の案件を出してくれたりと、すごく熱心に対応して下さいますよね。
今の病院の事務長さんも、「これまでにコンシェルジュさんから何人も人を紹介してもらったけれど、すごくいい人ばかり紹介して下さるので感謝している」と仰っています。