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悩みに合った「配合成分」で選ぶ
ハンドクリームは、商品によってさまざまな成分が配合されています。保湿効果に優れているのは、グリセリン、セラミド、ヒアルロン酸、ワセリン、シアバター、尿素、ヘパリン類似物質などです。

手肌の荒れが気になる場合は、上記のような保湿成分にあわせて抗炎症有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムや、抗酸化作用を持つトコフェロール酢酸エステル（ビタミンE誘導体）配合のハンドクリームを選ぶといいでしょう。

パッケージや成分表示をよく読み、悩みに合った効能を持っているかチェックしてから使うことがポイントです。

「塗り心地」や「香り」にも注意して
どんなに保湿効果が高いクリームでも、肌のベタつきが続いて不快だったり、香りが苦手だったりしたら使い続けられませんよね。ハンドクリームは毎日コツコツ塗り続ける必要があるので、選ぶときは塗り心地や香りにも注意しましょう。

できれば購入前にテスターで試すと安心です。テスターがない場合は実際に使用した人の口コミを参考にしてみてくださいね。

手洗い後などにこまめに塗る
手洗い後や水仕事後、お風呂上がりなどは手肌が乾燥しやすいタイミングです。その都度こまめにハンドクリームを塗って、うるおいを逃さないようにしましょう。

乾燥を防ぐコツは、肌にまだ水分が残っている状態でハンドクリームを塗ること。すでに水分が蒸発してカサついている場合は、化粧水を軽くつけてからクリームを重ねてみてくださいね。水分と油分の両方が補えて効果的ですよ。

手のひらで温めてから塗る
冬場はハンドクリームが冷えて硬くなっています。そのままだと伸ばしにくいので、手のひらで数秒温めてから手肌になじませましょう。肌を強くこすると刺激を与えてしまいますから、優しく伸ばすか、スタンプを押すようにポンポンとなじませる方法がおすすめです。

塗る量はケチらず適量を守って
ハンドクリームの使用量が少ないと、十分な保湿効果が得られなくなってしまいます。必ず商品に記載されている適正量を使いましょう。記載がない場合は、「人差し指の第一関節の長さ」を目安に使ってくださいね。

指の間や爪周りまでしっかり塗り広げる
美しい手を保つためには、すみずみまでクリームを塗り広げることも重要です。手の甲や手のひらだけでなく、指の間や爪周りまでしっかりなじませましょう。軽くマッサージしながら塗ると、血行不良の予防にもなりますよ。