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睡眠時間を十分にとった時の翌朝は、肌の調子が良いもの。それは、睡眠中に出る成長ホルモンによって肌のターンオーバーやコラーゲンの生成がしっかりなされているからです。逆に言えば、睡眠不足の日は肌のターンオーバー不足でコラーゲンも不足しているということ。
肌の上に残されたままの古い角質が、ファンデーションが肌になじむのを妨げ、肌本来の保湿能力を落としているのです。

丁寧な洗顔で角質をやさしく除去
まずは、肌の上に残された古い角質をやさしく除去しましょう。
ホットタオルを顔に当てて毛穴を開きます。この時、顎下からこめかみにかけてフェイスラインを指の腹でやさしく押してリンパマッサージを行うと効果的です。リンパの流れを促進して、老廃物や余分な水分を取り去りましょう。
その後、泡でやさしくマッサージするように洗顔します。水分バランスが崩れた不安定な肌なので、決してゴシゴシと肌に刺激を与えないように気をつけましょう。

念入りな保湿が大切
化粧のりが悪く水分バランスの崩れた肌には、念入りな保湿が大切。保湿はできるだけ時間をかけてしっかりと行いましょう。セラミドが配合されている化粧水など保湿力の高いものを手にたっぷりととり、肌にじっくりとなじませて吸収させていきます。これを2~3回繰り返すことで、肌にハリが戻ってきます。そのあと、乳液またはクリームをつけ、水分の蒸発を防ぎましょう。

ファンデーションは薄めに
化粧のりが悪い日は、ファンデーションの厚塗りは厳禁です。目立つクマやシミ、ニキビ跡にはコンシーラーを使い、その他の場所はファンデーションをごく薄く伸ばしていきます。特に、目尻などの表情筋付近にはできるだけファンデーションを薄付きにするとよいでしょう。
そのあとに、ルースパウダーかプレストパウダーで仕上げるようにしましょう。