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夜勤明けでも疲れを残さない!睡眠の質を上げる方法とは

夜勤明けは、やっぱり疲れが残ったり睡眠リズムが崩れたりして、いつもの調子が出ないことが多い私。他の看護師はどうやって体調を維持しているんだろう。夜勤明けでも疲れを残さないよう、睡眠の質を上げる方法が知りたいな。

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夜勤明けの睡眠の質は、夜勤中の仮眠が鍵
夜勤中の1時間の仮眠は、夜勤前の3時間の仮眠と同じ効果がある、といった研究があります。夜勤時間帯は、短時間でも睡眠効果が得られる時間帯です。1時間でも仮眠をとることで、睡眠サイクルの維持につながり、夜勤明けのリズムを崩す可能性が低くなります。
また、夜勤明けの帰宅後すぐに就寝し、夕方まで寝てしまう方も多いようですが、昼間は体温が高く睡眠の質が低い時間帯です。時間をとってたっぷり寝ても、疲れが取れにくいばかりでなく、その後の夜間の睡眠の質まで落としてしまいます。そのため、夜勤明けすぐの睡眠は、朝のうちの仮眠に留めて置き、午前中には起きて太陽をしっかりと浴びて活動するようにしましょう。そうすることで、また夜に質の高い睡眠をとることができるようになります。
夜勤明けこそ入浴にこだわって
睡眠の質を上げるには、湯船につかる入浴も効果的です。
38〜40度のぬるめのお湯につかることで、副交感神経がはたらいて心身ともにリラックスができます。また、入浴により血行が促進されるため、疲れもとれやすくなります。
お好みの入浴剤の香りを楽しみながら、足や手指のマッサージをしながら、夜勤の疲れをしっかり癒しましょう。
睡眠前に温かい飲み物と音楽でリラックス
朝に仮眠した日は、夜の睡眠が遅くなりがちです。昼間にしっかりと活動できず寝付けないときは、温かい飲み物を飲んで眠気を促しましょう。
温かい飲み物を飲むことによっていったん上がった体温が、下がり始めるときに自然に眠気が起こります。そのタイミングで入眠できるように調整しましょう。
飲み物の種類は、カフェインやアルコールは避けましょう。白湯でも良いですが、特に寝る前に良いとされているものは、ヨーロッパでは不眠症対策にも使われているカモミールティー。自然に交感神経を副交感神経へと切り替える効果が期待できます。ヒーリングミュージックなどのリラックスできる音楽を聴きながら、頭と体を睡眠へと誘いましょう。

睡眠の質には、睡眠リズムを乱さないことが大切なのね。夜勤明けは、午後まで寝てしまうことが多かったけど、仮眠に留めるようにしてみよう。また、睡眠の質を上げるために、入浴や寝る前にリラックスする工夫など、すぐにでも実践できそうなことばかりだから、早速試してみるわ。

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