新人看護師必見!スムーズな情報収集のコツとは
今年入職した後輩から、「情報収集がうまくできません……」と相談されました。その子が早めに出勤して一生懸命メモしているのは知ってるんだけど、たしかに肝心な情報が入っていなかったりしたことはあるかも。わたしも最初の頃はいろいろ把握できなくて焦った記憶もあるし、経験を重ねていけば自然と慣れるとは思うけど、何かアドバイスしてあげたほうがいいのかなあ。
効率良い情報収集が今後ますます重要に
新人看護師が悩みとして挙げることが多いのが「情報収集の難しさ」です。時間をかけて必死で情報収集しているつもりなのに、大切なことを把握できていなくて先輩に注意されてしまったという経験のある方も多いのではないでしょうか。
最近では看護師の業務改善を目的として申し送りを短縮、廃止する病院が増えてきていることもあり、看護師にとって情報収集スキルは今後ますます重要になると考えられます。スムーズに効率よく情報収集するためのコツを身につけていきましょう。
最近では看護師の業務改善を目的として申し送りを短縮、廃止する病院が増えてきていることもあり、看護師にとって情報収集スキルは今後ますます重要になると考えられます。スムーズに効率よく情報収集するためのコツを身につけていきましょう。
まずは何が必要な情報なのかを整理する
新人看護師のうちは、とにかく受け持ちの患者さんに関する情報はなんでも知っていなければならないと考えがちです。でも、何もかも完璧にメモして把握しようとすると時間もかかるし、受け持つ患者さんが増えれば把握しきれなくなってしまいます。
まずは、患者さんについて自分が知っておくべきなのはどんな情報なのか、自分にとって必要な情報は何であるのかをきちんと考えて整理しましょう。その際、自分が必要とする情報と周りの先輩が必要とする情報がずれている可能性があります。どんな情報が必要なのかは、申し送りが上手な先輩がどんな情報を伝えているのか、申し送りがない場合は、プリセプターなど身近な先輩たちにどんなことを意識して情報収集しているのかを聞いてアドバイスをもらうのも良いですね。様々な状況に対応できるよう、同期との情報交換も役に立つでしょう。その上で、ある程度の項目に絞っておくと、メモ忘れ防止にもつながります。もちろん、患者さんの状況によって、必要となる項目が変化することも忘れずにいましょう。
まずは、患者さんについて自分が知っておくべきなのはどんな情報なのか、自分にとって必要な情報は何であるのかをきちんと考えて整理しましょう。その際、自分が必要とする情報と周りの先輩が必要とする情報がずれている可能性があります。どんな情報が必要なのかは、申し送りが上手な先輩がどんな情報を伝えているのか、申し送りがない場合は、プリセプターなど身近な先輩たちにどんなことを意識して情報収集しているのかを聞いてアドバイスをもらうのも良いですね。様々な状況に対応できるよう、同期との情報交換も役に立つでしょう。その上で、ある程度の項目に絞っておくと、メモ忘れ防止にもつながります。もちろん、患者さんの状況によって、必要となる項目が変化することも忘れずにいましょう。
看護師同士のコミュニケーションが情報収集の秘訣
業務としての申し送りがなくなったとしても、交代時や休憩時などに看護師同士で挨拶がわりにちょっとした情報共有をすることは多いでしょう。患者さんの様子や性格、ケアの注意点など、ほかの看護師から得られる情報はとても貴重です。日ごろから看護師同士の横のつながりを大切にし、コミュニケーションをとりやすい人間関係を構築しておくのもスムーズな情報収集の秘訣だと言えるでしょう。
ああ、たしかに新人さんの情報収集って、何が重要かがわかっていないと感じることが多いかもしれません。まんべんなく全部の情報を入れようとしても無理なのは当然よね。まずはとりあえず、何が必要な情報だと考えているのかを一緒に話してみようかな。