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復職する潜在看護師が押さえておくべきポイント

子どもが生まれたのをきっかけに看護師を辞めた友達が、そろそろ復職を考えているみたいです。辞める前はかなりバリバリ働いてて、看護師に向いてるなーって感じの子だったけど、4年のブランクがあるっていうことでいろいろ不安もあるみたいですね。ブランクのある潜在看護師の復職ってやっぱり大変なのかなあ。

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潜在看護師の復職で押さえるべきポイントは?
育児や介護などのために看護師を辞めて、免許を持っているにも関わらず看護師として仕事をしていない人のことを「潜在看護師」と言います。深刻な看護師不足と言われる現在、潜在看護師の復職は人材確保の重要なカギの一つとして期待されている状況です。しかし、一度看護師の仕事を離れてブランクのある潜在看護師にとって、復職はハードルが高いと感じられるものでしょう。そこで、潜在看護師が復職する際に押さえておきたいポイントをお伝えします。

(1)無理のない働き方を考えて再就職先を探す
復職すると、離職していた間とは生活が変わることになります。また、離職前に看護師として働いていたときと比べて、年齢を重ねて体力が落ちていることも考えられます。以前は普通にこなせた夜勤がつらく感じる方もいるかもしれません。
ブランクがあることからつい「多少無理をしてでも再就職先の求める条件に合わせて働こう」と考えてしまいがちですが、無理のある働き方では復職したとしても結局続けるのが難しくなってしまうかもしれません。
まずは、家事や育児との兼ね合いや、自分自身の体力や気力などを考えつつ、どんな働き方なら復職して無理なくやっていけるのかをイメージしてみましょう。そのうえで、それができそうな再就職先の条件を自分の中で明確にするのが大切です。
たとえば派遣で働くという選択肢があります。
夕飯の支度が間に合うように『日勤のみ』や家族とのお休みを合わせられる『土日休み』などのお仕事も多く、扶養内で調整しながら働くことも可能です。
お仕事はデイサービスや訪問入浴などの介護領域、小中学校の修学旅行に同行するツアーナース、保育園やコールセンターなど働く場所も幅広く、またスポットのお仕事もあるので、生活環境に合わせて働くことも可能になります。

(2)看護スキルに関する不安を解消するには
医療技術は日進月歩で進化しています。ブランク期間中にも、求められる看護スキルは進化しているはずです。また、以前と変わらない部分についても忘れてしまっていることや、曖昧になっていることもあるでしょう。こうした看護スキルに関する不安は、復職を考える潜在看護師にとって大きな悩みの一つです。
ブランクのある潜在看護師に向けた復職支援の研修やセミナーなどを探して受講するのは、こうした不安の解消に役立ってくれます。またブランクありの看護師に向けた研修プログラムを用意している病院などもあるので、再就職先を探す際にそうした点に注目してみるのもおすすめです。
また、学生時代のノートや教科書を見返したり、最新の医療技術に関する書籍を読んだりするのも役立つでしょう。

毎日看護師として働いていると当たり前のことも、数年離れていたら忘れてしまっても当たり前だし、勘を取り戻すまでは大変に感じることも多そうですよね。しかも、子育てしながらだし、やっぱりいろいろ忙しいんだろうなあ。でも、せっかく復職する気になったみたいだし、応援したいです。がんばってほしいな。

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