> >新人看護師必見!押さえておきたい「申し送り」のコツ

新人看護師必見!押さえておきたい「申し送り」のコツ

この前、後輩の子から「申し送りが苦手なんですけど、どうしたら上手にできますか?」って相談されました。確かに彼女の申し送りは、ちょっと頼りなさを感じるんですよね。でも、どうしたら申し送りが上手にできるのかなんてあんまり考えてみたことなかったな。どんなアドバイスをしてあげたらいいのかなぁ。

akari-face
スムーズに申し送りができるようになるためのコツは?
交代制で多くの患者さんと関わる看護師にとって、申し送りは大切な業務の一つ。でも、新人のうちは申し送りが苦手でプレッシャーを感じるという看護師も多いものです。スムーズに申し送りをおこなうために、以下のようなことを意識してみることをおすすめします。

・メモを作って情報を整理しておく
申し送りの目的は、情報共有です。患者さんの状態やおこなった看護など、伝えるべき情報を短い時間で過不足なく伝える必要があるのです。特に新人のうちは、記憶だけを頼りに要点を押さえた申し送りをスムーズにおこなうのは難しいものです。
あらかじめ伝達事項をメモして、絶対に伝えなければいけない情報はどれなのか、色分けやマークを付けるなど、自分なりに整理しておきましょう。

・話す順序を考えておく
申し送りの前にメモを確認しつつ話す順序を整理しておくことで、焦らずに話しやすくなります。
基本的には、一番伝えたいこと(結果)を最初に伝えたうえで、経緯などを説明するのが聞く人にとって理解しやすい形になります。
必要な次項を順番を追って話せるようあらかじめ頭の中を整理しておけば、申し送りの途中で質問された場合などにも落ち着いて対応しやすくなるはずです。

・はっきりと、テンポよく話す
申し送りに慣れていない人や苦手意識のある人には、ついつい自信のない話し方になったり、逆にやたらと早口になったりしがちです。でも、こうした話し方は聞く人にとって内容が伝わりづらくなってしまうもの。落ち着いてはきはきと、遅すぎず早すぎずを意識して、テンポよく話すことを心がけましょう。

・先輩の申し送りを参考にしてみる
新人のうちは、先輩看護師の申し送りから学ぶのも大切です。申し送りが上手だな、わかりやすいなという先輩がいたら、どういう順序で話しているか、どんなところが自分と違うのかなど、わかりやすいと感じる理由を考えてみましょう。そして、良いと思うところを取り入れてどんどん真似してみることをおすすめします。

そういえば、わたしも最初の頃は先輩の申し送りを参考にしていたなぁ。事前のメモや頭の整理は、みんな何気なくやっているけど大切ですね。後輩にはまずは基本的なことからアドバイスしてみたいと思います。

akari-body
『お仕事』のおすすめ記事一覧
その他のカテゴリーの記事一覧