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プリセプターを任された看護師が心がけるべきことは?

この春から入職する新人看護師さんのプリセプターを任されることになりました。私が新人のときに指導してくれたプリセプターは、すごく尊敬できる先輩で憧れてたなぁ。私もプリセプティに頼られるプリセプターになりたいけど、まだまだ自分のことでもいっぱいいっぱいなので、正直ちゃんとできるか不安です……!

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プリセプターシップはプリセプターの成長にもつながる

先輩看護師がプリセプターとなってマンツーマンで新人看護師(プリセプティ)の指導にあたるプリセプターシップ制度は、病院の新人教育制度の定番とも言えるものです。
プリセプターには入職3〜4年目の若手看護師が任命されるのが一般的です。プリセプティと年齢が近く、新人の気持ちを理解しやすいと考えられるためです。また、プリセプティの指導をおこなったり相談に乗ったりすることで、プリセプターの成長につながることも期待されています。

プリセプターを任された看護師が心がけるべきこと

プリセプターを任されて、自分にできるのだろうかと不安に感じる看護師は多いものです。
まずは以下のようなことを心がけてみましょう。


・プリセプティの成長を見つけて褒める
新人看護師にとって、勤務中は常に新しい業務や課題だらけです。思うようにいかずに自信をなくしたり、ミスして落ち込むこともあるでしょう。叱ったり注意すべきときがあるのはもちろんですが、新しいことができるようになったり、上手にできるようになったことがあれば、小さなことでも褒めてあげることを意識しましょう。ちゃんと自分の成長を見守ってくれていると感じることで、プリセプティにとって大きな励みとなるはずです。


・叱ったあとはフォローする
プリセプティがミスをしてしまったときなどには、叱るのもプリセプターの役目です。叱るときには、感情的にならず事実だけを指摘するのが大切です。ミスの理由にかかわらず、叱られたらやはりプリセプティは落ち込むものです。叱りっぱなしにせずに、「どうしたらミスがなくなるか一緒に考えてみようか」「私も新人のときはミスして落ち込んだよ」など、フォローすることも心がけましょう。


・「チームで新人を育てる」と考える
多くの場合、プリセプターになるのは少し前まで自分が新人の立場だった若手看護師です。「自分が教えるよりももっと良いお手本になれる人がいるのに……」と感じることもあるでしょう。プリセプターだからといって、自分一人でプリセプティの教育をしなければならないと背負い込む必要はありません。新人看護師はチーム全体で育てるものと考えて、周囲のほかのスタッフや先輩に頼るという意識を持って良いのです。

たしかに、自分が新人の頃はプリセプターが褒めてくれるとうれしかったしやる気が出たなぁ。私もちゃんとプリセプティの良いところを褒められるプリセプターを目指そうっと!そのためにはしっかりプリセプティの成長を観察しなくちゃですね。

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