> >

夜勤専従看護師の特徴と向いている人・向いていない人

最近、夜勤専従看護師の求人をよく見かけるようになったけど、どんな人が向いているのかな?
一般の看護師と比較してどんな特徴があるのか、教えて欲しいな。

momo-face
夜勤専従看護師とは
夜勤専従看護師とは、夜勤の時間帯だけ働く雇用契約の看護師です。
基本的には、労働基準法に則っての勤務形態になり、途中で仮眠時間や休憩を挟むものの、一般的に17:00〜翌10:00と長い拘束時間となります。
連日の勤務となることはなく、夜勤明けは1日休みになります。

夜勤専従看護師の業務内容は、昼間の業務となる入浴介助やレクリエーションなどの業務はなく、夜間巡回業務のほか、夕・朝食介助やトイレ、起床介助など、通常の夜勤時の業務のみとなります。
夜勤専従看護師の特徴
1.少ない勤務日数で高い給与が支給される
夜勤専従看護師は、1回の勤務時間が13〜16時間と長く、1ヵ月の勤務時間が40時間を超えないようにするため、1ヵ月の勤務日数は一般的に10回前後と少ない日数となります。
また、夜勤手当などが付くことが多く、介護士なら1回の勤務で2万円、看護師なら3万円以上も稼ぐことができるなど、高収入である傾向があります。

2.日中の活動や連休を取りやすい
夜勤専従看護師は、1ヶ月の勤務日数が少ないため、日中の活動や連休を取りやすいのも大きな特徴です。
1回の勤務における拘束時間は長いものの、しっかりとまとまった休みが取れるため、日勤の友人との約束や旅行などの計画も立てやすいでしょう。

3.非正規雇用が多い
夜勤専従看護師の求人は、非正規雇用が多くなっています。社会保障や賞与が出ないケースも多いのでしっかりとチェックしましょう。
いっぽうで、非正規雇用であるため出勤日の調整がしやすいとして、ダブルワークで働いている人も多いのが特徴です。

4.生活リズムが崩れやすい
勤務時間帯が昼夜逆転し、拘束時間も長いことから、人によっては生活リズムをうまく整えられずに体調を崩してしまう人もいます。

5.患者さんの状態を把握しづらい
夜勤専従では、昼間の様子が伝わりにくいケースもあり、患者さんの状態を把握しづらいという特徴もあります。夜勤帯で自分以外の職員が少なく、周りに頼れる人がいない状態での業務となる場合もあるでしょう。
夜勤専従看護師に向いている人・向いていない人
夜勤専従看護師に向いている人は、勤務時間帯が夜勤でも、休日にリフレッシュした上で生活リズムをしっかりと整えることができる人です。
また、他の看護師との付き合いよりも、マイペースで責任を持って業務をしたいという人も向いているでしょう。

夜勤専従看護師に向いていない人は、向いている人と逆で、夜勤では生活リズムを整えるのが困難で、休日に充実した時間を過ごせない人です。また、業務中に不安を感じた時に、周りに人がいない状況ではやり過ごせないという人も向いていないかもしれません。

夜勤専従看護師には、大きなメリットもあるけど、向いているかどうかをしっかりと判断する必要がありそうね。雇用形態や雇用条件についても確認しなくちゃね。

momo-body
『お仕事』のおすすめ記事一覧
その他のカテゴリーの記事一覧