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小児科ナースなら押さえておきたい!子どもへの採血のコツ

最近、アレルギー検査を目的とした小さな子どもへの採血が増えているのだけど、子どもへの採血って難しい!
子どもたちが嫌な思いをしないよう、少しでも負担を減らしてあげたいと思うのだけど・・・。
子どもへの採血のコツを教えて欲しい。

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子どもへの採血のコツ
子どもは大人よりも血管が細く、血管を探すのだけでも時間がかかったり、嫌がる子どもを力で押さえる必要性があったりと、看護師にとっても大変な作業です。
身体のどの場所から採血をするにしても、以下の行程を行うことで子どもへの負担が減らせる可能性があり、採血がいくらか楽になるかもしれません。

保護者から事前に情報収集を行う
できるだけ時間をかけずに採血ができるよう、事前に保護者へ下記のことを聞いておきましょう。

1.採血の経験について
以前、採血をしたことがある場合、(1)何才ごろ(2)体のどこから(部位)(3)子どもの様子はどんなだったか、について聞いておきましょう。

2.予防注射時の様子や性格について
あらかじめお子さんの予防注射の様子などを聞いておきましょう。
「褒められると頑張れる」など、性格についても知っておくと役に立ちます。

採血前には子どもとコミュニケーションを
子どもの採血のコツで最も重要なのが、採血前の子どもへの声掛けです。
何の声掛けもなく、知らない人にいきなり押さえつけられたら、だれでも怖がったり抵抗したりしてしまうでしょう。
また、その場限りのごまかすような声掛けではなく、目的をしっかりと伝えることも大切です。

「今から〇〇ちゃんの身体にバイキンがいないかどうかを確認するよ」「最初だけチクッとするけど、できるだけ痛くないようにするから、〇〇ちゃんも動かないようにじっとしていてね」「できるかな?一緒にがんばろうね」など、子どもの様子にあわせた声掛けを行いましょう。

どうしても嫌がってしまう場合は、人形やぬいぐるみなどを使って、お子さんと一緒に採血ごっこをするのもよいでしょう。

採血中は気を紛らわす工夫を
採血の時間は、子どもにとっては長い時間です。できるだけ気を紛らわせられるよう、興味を引く会話をしたり、好きなアニメなどの動画を見せたりしましょう。
「今日は誰と来たの?」「どんなおもちゃが好き?」など、年齢に合わせた問いかけをするとよいでしょう。

採血後は思い切り褒めよう
採血を終えた後は、「上手にできたね」「がんばったね」など、必ず褒めるようにしましょう。採血で嫌な思いをしても最後に褒められることで、乗り越えられるでしょう。

子どもの採血は、子どもとのコミュニケーションが大切なのね。いつも必死になりすぎて怖い顔をしてやっていたかも・・・。
なるべく子どもに負担をかけないよう、保護者への情報収集もできるだけ取り入れていくことにするわ。

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