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3交代制の夜勤か2交代制の夜勤かによっても拘束時間は異なりますが、普段からコンタクトを使用している看護師で、夜勤の際のコンタクトの扱いには迷う方が多いようです。
夜勤の際のコンタクトの扱いパターンは、概ね以下の5通りがみられます。
1.夜勤の日でもずっとコンタクトを使用する
2.夜勤の途中でコンタクトからメガネに変え、朝になったらコンタクトに戻す
3.夜勤の途中でコンタクトからメガネに変え、業務終了までメガネを使用する
4.仮眠の間だけコンタクトを外す
5.夜勤の日は最初からメガネで出勤する

途中でコンタクトからメガネに変えるタイミングは、消灯時や仮眠時、日付が変わるころなどが多く、朝にコンタクトに戻すタイミングは、採血前が多いようです。
また、メガネよりもコンタクトに拘る看護師が、メガネでの採血などの処置は視界が遮られて邪魔に感じるという理由がみられます。

夜勤の間、ずっとコンタクトを付けたままでいると、24時間空調が入りっぱなしの病院ではとても乾燥しやすい状況。乾燥した状態でのコンタクトの長時間使用は、特に目への負担が大きく、使用し続けることで充血するだけでなく角膜に傷が付き、感染症などに繋がる恐れもあるので、注意が必要です。

夜勤の間、目の乾燥を防ぐために目薬を頻繁に差せればよいのですが、夜勤は看護師が少なく充分にできる状況ではありません。
また、替えのレンズを持参するのもよいのですが、肉体的疲労を伴いやすい夜勤だからこそ、少しでも手間なく目への負担も減らしたいものです。
そこで、おすすめなのは、酸素透過率が高く起きている時も寝ている時も常時装着可能な、「連続装用」のソフトコンタクトレンズ。1ヶ月連続装用可と厚生労働省からお墨付きをもらっているコンタクトレンズも販売されており、夜勤のある看護師でも乾燥しにくく目の疲れが起きにくいので、取り入れてみてはいかがでしょうか。