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もう悩まない!人間関係が良い看護職場の見分け方

同期入職の子が、職場での人間関係を理由に退職するみたい。看護師の退職理由は人間関係によるものが多いみたいだけど、どうして看護職場は人間関係が悪くなりやすいのかな?
転職先でも悩まなくても済むよう、人間関係が良い職場の見分け方を教えて欲しい!

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看護職場で人間関係が悪くなりやすい理由
1.業務が多忙
看護職場では、次から次へと症状に異なる患者が訪れ、多くのことを覚えながら1件1件対応していく必要があります。心にゆとりを持てない状況のなか、ちょっとしたミスが他の看護師に迷惑をかけることもあり、業務多忙によるギスギスした雰囲気が起こりやすい職場だといえます。

2.閉鎖的な環境
大病院であっても診療科によって業務内容は異なるため、科単位で独立した体制をとることが多い看護職場。そのため、上に立つ看護師が独裁的になりやすく、職歴の浅い看護師に不満が溜まりやすくなります。閉鎖的な環境は、上に立つ人の協調性に左右されやすく、下の立場の人は人間関係で悩みがちです。

3.女性が多い職場
女性が多い職場は、結婚・出産などで休職や離職やする人が多いため、残った人に業務のしわ寄せが来る機会が多いです。また、育児中の看護師は、子どもの急な病気や学校の行事などで休む場合もあり、頭では理解していても、普段から忙しい職場だと不満が出るケースも多いようです。

このように、看護職場で人間関係が悪化しやすい理由は、業務が忙しく閉鎖的な環境であることが大きな要因となっています。
これらは、自分の努力では改善できないことが多いため、悩みが深刻なら転職をして職場環境を変えるのも手でしょう。
人間関係が良好な看護職場の見分け方は?
残業時間と有給消化率を確認しよう
残業が多い職場や、有給が取りにくい職場は、人間関係も悪い傾向があります。
残業が多く有休が取れないということは、業務量が多いということ。職場のメンバーの定着率がよければ、業務改善ができ自然と業務量による負担は減る傾向にありますが、業務量が多いということは、退職する人が多く職場が上手く回っていないことが予想されます。
もともと、看護職場での有給消化率は低い傾向にありますが、50%以下の職場は要注意です。

病院見学で患者さんとの関係性を確認
見学に行っただけでは職場の内部事情まで見えない、と思いがちですが、病院見学である程度の人間関係の良し悪しを把握することもできます。
看護師の患者への対応は、看護師の心に余裕があるかどうか、を確認することができます。業務が忙しく職場がギスギスしていると、看護師の心に余裕がなくなり、患者への対応が事務的になる傾向があります。仕事をこなすことに必死になり、患者へ目を向けるよりも、職場の先輩などの目を気にするようになっていきます。

看護師と患者との関係性が良好な看護職場は、人間関係が良い職場だと考えられるのです。

人間関係の良い看護職場の見分け方がよくわかったわ。職場内の人間関係が悪いと、たとえ隠そうとしても患者などにも透けて見えるというわけね。同期の看護師、次は人間関係に悩まされない職場が見つけられるといいな。

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