> >国公立病院で働く看護師のメリットとは?

国公立病院で働く看護師のメリットとは?

国公立病院での勤務を希望する看護師って多いみたい。採用に対する応募倍率も高いっていうけど、国公立病院で働くとどんなメリットがあるのかな?

aoi-face
国公立病院で働く看護師のメリット
安定の組織体系
国公立病院は、厚生労働省直轄の国立病院を引き継いで発足し、行政の医療政策の一端を担う、全国143カ所のネットワークを持つ独立行政法人です。経営基盤に安定性があり、給与面も国家公務員と同等の待遇。定期昇給もあり、民間の病院と比べて平均給与が数万円単位で高くなっています。
また、全国に拠点があることから、結婚などで転居の必要が出た際にも退職せずに異動することができ、さまざまな専門分野の医療施設があるため、別分野への異動によるキャリアアップができる環境が充実。その他、全日本国立医療労働組合に加入できる安心感もあります。

手厚い教育体制
国公立病院では高水準な医療を維持し、医療の研究や医療従事者の育成といった役割も担っているため、最先端の医療知識を学べるのも大きなメリットです。
教育体制やキャリアアップ・フォローが充実しており、卒後5年目までは看護職員能力開発プログラムで看護の理論や技術を学び、その後はキャリアプランに合わせたステップアップが可能な生涯学習システムを用いています。また、キャリアアップのための支援制度が整っており、専門看護師や認定看護師などを目指す看護師には理想的な環境だと言えるでしょう。

充実した福利厚生
福利厚生も公務員に準じており、仕事と家事を両立させやすい制度も充実しています。
産前産後休暇や育児休業はもちろん、育児期間の時短勤務、夜勤や時間外勤務の免除をはじめ、24時間預かり可能な院内保育園が併設されている病院もあり、子育て世帯にとって安心して仕事に従事する環境が整っています。また、休日は年間125日前後と20日の有給休暇や海外旅行を含む社員旅行もあり、余暇を楽しみリフレッシュできるため、メリハリのある生活を送りやすいといえます。
看護師が知っておきたい国公立病院での注意点
国立病院では、常に高い水準の看護を求められるため、職務に対する志の高い人が多く働いています。その分、スキルアップや最新医療の情報収集などが求められため、人によってはプレッシャーに感じる人もいるかもしれません。
また、国公立病院は国家公務員としての位置付けがあった影響で、副業を就業規則で禁止している病院が多いのも特徴。ダブルワークを希望している人は注意しましょう。

なるほど!国立病院での勤務は待遇が良さそうね。
メリットが多いから国公立病院での勤務を希望する看護師が多いのも納得。
その分、採用のハードルも高そうだから、国公立病院での勤務を目指すなら十分に対策しなくちゃね。

aoi-body
『お仕事』のおすすめ記事一覧
その他のカテゴリーの記事一覧