看護師の求人・転職・派遣なら【MC-ナースネット】

近年は働き方改革で「事実上の副業解禁」が行われたことから、病院の中にも副業を許可するところが増えてきています。また、看護師さんの中には副業を始めたいという方も多いのではないでしょうか？
ただでさえ忙しい看護師さんが副業を始めるなら、本業と両立しやすい時間帯・労力で働ける仕事がおすすめです。

健診ナース
健診ナースの仕事は身長・体重・腹囲測定や血圧測定、心電図、採血などの一般的な検査のほか、内視鏡の介助やCT、MRI補助など多岐にわたります。これらのすべてを担当するというよりは、特定の項目を担当することが多いため、自分の得意なことを活かして働けます。
業務内容がルーチンのため覚えやすく、土日のどちらかだけや単発での勤務もでき、時給1500円前後のため効率的に稼げるのもメリットです。

クリニック
クリニックの中には、単発勤務や週１回勤務が可能な求人もあります。これまでの看護師経験がそのまま活かせますし、現在の職場と異なる診療科での経験を積むこともできます。時給も1500~2000円で割のいい仕事だといえるでしょう。

医療系ライター
近年ライター業界では医療・金融などの資格や専門知識を持つ人が優遇される傾向にあります。そのため、最近ではクラウドソーシングなどを活用し、医療系ライターとして活躍している看護師さんも増えています。特にWEBライターなら、ネット環境とパソコンがあればいつでもどこでも仕事ができるため、忙しい方にもぴったり。専門分野のため１文字あたりの単価も高く、文字を書くのが好きな方におすすめです。

イベントナース・ツアーナース
イベントナースはライブ会場やイベント会場で待機し、体調不良になった方の救急手当などを行います。
ツアーナースは旅行者の非常事態に備えて同行し、手当を行うのが主な業務です。ツアーの日程により拘束期間が異なります。
どちらもいわゆる「レア求人」ではありますが、普段とは違う場所で働きたいという方におすすめの仕事です。

看護師が副業を始める際には押さえておくべきポイントがあります。

就業規定を確認し、許可を得ておく
民間の医療施設の中には、副業をOKとしているところも増えてきましたが、いまだに副業NGの職場もあるのが事実です。仮に副業NGの職場で副業をおこなった場合、規則違反により何らかの懲罰を受ける可能性があります。副業を始めるときはまず職場の就業規定を確認し、副業についての記載がない場合は職場に確認してみましょう。

副業の年間所得が20万円を超える場合は確定申告が必要
副業をして収入を得た際に、年間の収入から経費を引いた金額（所得）が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。

本業に支障をきたさないような働き方を
副業を始めると、収入が増えたり本業とは違うやりがいを感じられたりするメリットがあります。
ただし、副業のせいで本業に支障をきたしてしまうのは本末転倒です。「副業で疲れて本業でミスをしてしまった」とならないよう、働き方をよく考えましょう。