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職務経歴書は、自分がこれまで経験した職業の具体的な業務内容や実績、それによって獲得したスキルなどを記入した書類のこと。転職活動では、履歴書と併せて提出するのが一般的です。
通常、看護師の求人で職務経歴書の提出が必要なケースは一般的な企業に比べて少ないといわれています。しかし、履歴書の内容以上に詳しく実績内容や能力をアピールすることができるため、転職活動を行う上で重要な役割を果たすでしょう。
また、職務経歴書を書く過程で、これまでのキャリアを振り返ることができ、看護師としての自分の強みの再発見にもつながります。

職務経歴書には、履歴書のようなフォーマットは特にありません。ですが、採用担当者にわかりやすく伝わるよう、以下のような基本マナーをおさえておくといいでしょう。

A4サイズの用紙に、なるべく簡潔にまとめる
職務経歴書は、A4サイズで作成するのが一般的です。
また、提出枚数に関しては特に制限はないものの、1~2枚にまとめるといいでしょう。何枚にもわたって長々と書いても、要点が分かりにくく決していい印象を与えません。キャリアや獲得スキルが多く、1~2枚で足りない場合も、なるべくコンパクトにまとめましょう。

読み手が知りたい情報を、箇条書きにする
読み手が分かりやすい文章にするために、箇条書きで書くことをおすすめします。採用担当者は、応募者にどのような経験や、能力、知識があるかに関心があるのです。それを意識しながら作成すると、より内容が伝わりやすい書類になるでしょう。

パソコンで作成するのがおすすめ
「職務経歴書って、手書きとパソコンどちらで作成するの？」という疑問を多く聞きますが、特に決まったルールはありません。
しかし、履歴書など他の書類と比べて文字数が多くなるため、パソコンで作成したほうがより読みやすく仕上がります。また、パソコンスキルを求める職場であれば、自身の能力をアピールするチャンスにもなるでしょう。