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看護師は爪を短く清潔に整えておくことが求められます。衛生上の理由はもちろん、清潔な印象を持ってもらうという見た目上の理由も大きいでしょう。きちんと手入れされた健康的な爪は、ネイルアートなどなくても女性らしい美しさを感じさせるものです。小まめなネイルケアで自然な美しさを手に入れましょう。

（１）長さを整える
看護師の爪はできるだけ短くするのが理想ですが、深爪しすぎると炎症や感染症の原因になることもあります。指から出ない長さを目安に爪の長さを整えましょう。長さを整えるときは、ネイルファイルを使用して少しずつ削っていくのが爪への負担が少なく理想的です。忙しくてそんなに時間や手間を掛けられないという看護師さんには、爪切りで少し長さを残してカットした後、ネイルファイルで少し削って仕上げるのがおすすめ。カットやファイリングは爪がやわらかくなっているお風呂上りに行うと良いでしょう。

（２）甘皮のケア
甘皮は、細菌などが入り込まないように保護する役割を持っていますが、伸びすぎるとささくれの原因になったり、爪の成長を妨げたりします。ネイルサロンではニッパーでカットしてくれますが、自分でケアする場合は甘皮を押し上げて不要な皮（ルーズスキン）を取り除く方法がおすすめです。やり方は、指先を2〜3分お湯につけて甘皮や爪のまわりの皮膚をやわらかくしたあと、キューティクルリムーバーを爪全体に塗ってなじませ、市販のウッドスティックに薄くコットンを巻きつけたもので甘皮を爪のラインに沿って押し上げます。湿らせたガーゼを指に巻きつけ、甘皮のラインに沿ってくるくると動かしてルーズスキンを取り除きます。

（３）表面を磨く
看護師さんの場合、勤務中はマニキュアを塗ることができない職場が多いでしょう。表面を磨いてツヤを出せば、マニキュアなしでも自然な輝きのあるきれいな爪になります。荒めのネイルバッファーで爪の丸みに合わせて磨き、表面を滑らかにした後、仕上げ用のシャイナーで磨き上げて自然なツヤを出しましょう。磨き終わったらネイルオイルをなじませて軽くマッサージしてネイルケア完了です。