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夏は海やプール、山や川と屋外で遊ぶ機会が増えます。気をつけているつもりでもうっかり日焼けしてしまうことが少なくありません。日焼けしてしまった肌はとてもデリケートな状態。きちんとケアしていたわってあげるのが大切です。
夏の紫外線の影響は、秋以降に肌のゴワつきや、シミ、くすみなどとなって現れます。紫外線ダメージの影響を抑えるためにも、日焼けをしてしまったらしっかりとアフターケアをおこないましょう。

（１）まずは冷やす
日焼けして肌が赤くなったりほてったりしているときは、軽い火傷と同じような状態です。まずは冷やして炎症を抑えることが大切です。
濡れタオルや、タオルで包んだ保冷剤などを日焼けした部分に当てて、ほてりがなくなるまでしっかりと冷やしましょう。

（２）十分に保湿ケアをする
紫外線を浴びた肌は、とても乾燥しやすい状態になっています。肌のほてりが治まったら、しっかりと保湿ケアしましょう。化粧水でたっぷりとうるおいを補給したあと、乳液やクリームなどを表面に伸ばして水分の蒸発を防ぎます。ただし、肌に化粧水が染みる場合はまだ保湿ケアをおこなわず、引き続き冷やすケアをおこなってください。

（３）インナーケアも意識する
肌表面からうるおいを補うとともに、たっぷりと水を飲んで内側からも水分補給をしましょう。また、紫外線によって発生した活性酸素の影響を抑えるために、日焼け後はしばらくビタミンA、C、Eを含む食品を積極的に摂ることを心がけてください。食材の例としては、レバーやうなぎ（ビタミンA）、ピーマンやパセリ（ビタミンC）、アーモンドやひまわり油（ビタミンE）などがおすすめです。 特に、ビタミンCにはメラニン色素の生成を抑える働きもありシミ防止にも役立ちます。

（４）美白美容液などでケアする
日焼けで大量に作られたメラニン色素がシミにならないようにするには、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなどの美白成分を含む美容液の使用も効果的です。日焼けした肌の状態が落ち着いてから使用しましょう。