ストレスを解消するリラックス法「マインドフルネス」って?
この前参加した勉強会で「マインドフルネス」っていう言葉を聞いて気になってます。患者さんに対する療法としても活用できるけど、看護師自信にも効果があるみたい。でも具体的にどういうことなのか、いまいちわからないんですよね……。
看護師には特に有効!?「マインドフルネス」とは
米グーグル社やゴールドマンサックス社が社員研修に取り入れたことから注目されている
「マインドフルネス」をご存知でしょうか?
マインドフルネスとは、日本語で「気づき」を意味する言葉です。
「今、この瞬間」に注意を向け、現実をあるがままに受け入れている心身の状態と、その状態になるためのトレーニングとして目を閉じて考えを巡らせる従来のリラックス法をベースに開発された方法のことを言います。
マインドフルネスはビジネスシーンにおけるストレス対処法として、欧米ではすでに多くの企業で取り入れられています。特に、看護師をはじめ医療従事者には効果が大きいと考えられています。厚生労働省のホームページにおいてもマインドフルネスについて取り上げられています。高い集中力や繊細な気づきは、医療現場で特に重要とされることだからです。また、看護師のストレス軽減やバーンアウト〈燃え尽き症候群)予防に役立ったという研究報告もあります。
「マインドフルネス」をご存知でしょうか?
マインドフルネスとは、日本語で「気づき」を意味する言葉です。
「今、この瞬間」に注意を向け、現実をあるがままに受け入れている心身の状態と、その状態になるためのトレーニングとして目を閉じて考えを巡らせる従来のリラックス法をベースに開発された方法のことを言います。
マインドフルネスはビジネスシーンにおけるストレス対処法として、欧米ではすでに多くの企業で取り入れられています。特に、看護師をはじめ医療従事者には効果が大きいと考えられています。厚生労働省のホームページにおいてもマインドフルネスについて取り上げられています。高い集中力や繊細な気づきは、医療現場で特に重要とされることだからです。また、看護師のストレス軽減やバーンアウト〈燃え尽き症候群)予防に役立ったという研究報告もあります。
マインドフルネスを実践するには?
マインドフルネスでは、今の自分の身体感覚や精神状態(気持ち)に「気づく」ことで、
集中力やリラックス感を高めることを目指します。
以下に一つの方法をご紹介します。
マインドフルネスを実践していると、
自分の感情や考え、それにともなう身体感覚などについて気づきやすくなるはずです。
ぜひ習慣として取り入れてみてください。
集中力やリラックス感を高めることを目指します。
以下に一つの方法をご紹介します。
(1)背筋を伸ばして身体の力を抜いた姿勢で座り、目を閉じる
(2)自分の呼吸を感じる
呼吸をコントロールしようとせずに、自然に呼吸する中でお腹や胸がふくらんだりへこんだりする感覚に注意を向けます。このお腹や胸の動きを身体感覚として「気づく」ことが大切です。
(3)浮かんでくる感情や雑念にとらわれない
雑念や感情が浮かんできた場合は、それを確認したらすぐに切り上げ、また呼吸に集中を戻します。
(4)身体全体に意識を広げる
呼吸への集中から、(2)で「気づいた」感覚が、全身へと広がっていくイメージを持って下さい。全身を使って呼吸をするようなイメージです。
(5)身体を取り巻く空間に意識を広げる
これまで自分の内側に向けて集中していた意識を、自分の周りの空間に対しても向けていきます。空気の流れや音、温度などを感じると同時に、引き続き身体の感覚も捉え続けるようにします。その際、自分の感情(精神状態)についても意識しましょう。例えば「怒っている」「悲しんでいる」というように第三者から見たような感覚で捉えることが大事です。
(6)ゆっくりと目を開く
ゆっくりと目を開いて終了します。
(2)自分の呼吸を感じる
呼吸をコントロールしようとせずに、自然に呼吸する中でお腹や胸がふくらんだりへこんだりする感覚に注意を向けます。このお腹や胸の動きを身体感覚として「気づく」ことが大切です。
(3)浮かんでくる感情や雑念にとらわれない
雑念や感情が浮かんできた場合は、それを確認したらすぐに切り上げ、また呼吸に集中を戻します。
(4)身体全体に意識を広げる
呼吸への集中から、(2)で「気づいた」感覚が、全身へと広がっていくイメージを持って下さい。全身を使って呼吸をするようなイメージです。
(5)身体を取り巻く空間に意識を広げる
これまで自分の内側に向けて集中していた意識を、自分の周りの空間に対しても向けていきます。空気の流れや音、温度などを感じると同時に、引き続き身体の感覚も捉え続けるようにします。その際、自分の感情(精神状態)についても意識しましょう。例えば「怒っている」「悲しんでいる」というように第三者から見たような感覚で捉えることが大事です。
(6)ゆっくりと目を開く
ゆっくりと目を開いて終了します。
マインドフルネスを実践していると、
自分の感情や考え、それにともなう身体感覚などについて気づきやすくなるはずです。
ぜひ習慣として取り入れてみてください。
たしかに、イライラしているときや心配事があるときって、その原因にばかり気持ちが向かっていて「心ここにあらず」になりがちかも。マインドフルネスっていうと、なんだか名前からして難しそうだけど、呼吸に集中するだけならできそうかな。ちょっと試してみようと思います。