> >習慣にしよう! 腰痛対策に効果的な体操

習慣にしよう! 腰痛対策に効果的な体操

この間、同僚がぎっくり腰で動けなくてお休みになったの。わたしは幸い、動けないほどの腰痛になったことはないけど、腰のだるさや軽い痛みを感じることは多いから、他人事じゃないわね。腰痛対策ってどんなことをすればいいのかしら。

midori-face
腰痛は看護師の職業病
看護師は基本的に立ち仕事で、中腰での作業など腰に負担がかかることが多いです。このため、看護師には腰痛に悩む方が少なくありません。
腰痛対策としては、勤務中にできるだけ腰に負担がかかる姿勢を避けることや、定期的にマッサージや整体に通うことなどが有効ですが、合わせてストレッチや体操を小まめに行って腰周辺の筋肉を良い状態に保つのが大切です。
簡単なストレッチや体操を覚えて、毎日の習慣にしましょう。

椅子に腰かけてできる腰痛対策ストレッチ
まずは、椅子に腰かけて行う腰痛対策のストレッチです。座ったままできるので、仕事の休憩時間などに小まめに行いましょう。

(1)椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばします。

(2)手を膝の上に置き、ゆっくりと息を吐き出しながら上体を前に倒します。無理をしない程度まで倒したら、その姿勢を5秒間キープしてからゆっくりと元に戻します。呼吸は止めないようにしてください。

(3)腰に手を当て、ゆっくりと息を吐き出しながら上体を右にひねります。無理をしない程度までひねったら、その姿勢を5秒間キープしてからゆっくりと元に戻します。左も同様に行います。

(4)(2)と(3)を交互に数回繰り返して行います。

横になって行う腰痛体操
続いて、床やベッドの上などに横になった状態で行う腰痛体操をご紹介します。自宅でテレビを見ながらや、夜寝る前などの習慣にすると良いですね。

(1)仰向けに横になり、右足のひざを両手で抱えます。

(2)胸にひざを引き寄せ、5秒間キープした後、元の姿勢に戻します。

(3)左足も同様に行います。

(4)(1)から(3)を左右交互に10回繰り返します。

(5)左手で右ひざの外側を持ち、息を吐き出ししながら腰から下だけをひねって左側に倒し、5秒間キープします。

(6)左足も同様に行います。

(7)(5)から(6)を左右交互に10回繰り返します。

やってみると腰が伸びて気持ちがいいわねー。簡単にできるし、椅子に座ってできるのは、休憩中にもできるのがいいわ。みんなにも教えてあげなくちゃ!

midori-body
『心・体ケア』のおすすめ記事一覧
その他のカテゴリーの記事一覧