看護師におすすめ! 免疫力を高める4つの方法
寒くなってくるこれからの時期は風邪にかかる患者さんが増えて、院内のあちこちで咳やくしゃみが聞こえる季節。マスクやうがい手洗いはしていても、この時期は風邪をひいてしまうことが多くてドキドキ。私が風邪ひくと家族にもうつっちゃって大変なのよね……。
感染症を予防するためには、手洗いやうがい、消毒などといった対策と合わせて、自分の「免疫力」を高めておくのも大切です。免疫機能がしっかりと働いていれば、ウイルスや病原菌が体内に侵入するのを防ぐことにつながり、感染症にかかりにくくなるのです。
日々仕事で忙しく、夜勤などで生活サイクルや食生活が乱れがちな看護師は免疫力が低下しやすい環境にあります。日頃から以下のようなことを心がけて、免疫力アップにつなげていきましょう。
(1)質の良い睡眠をとる
睡眠不足は免疫細胞の働きを低下させることがわかっています。夜勤前など、日中に睡眠をとる必要があるときもなるべく良質な睡眠がとれるよう、寝室環境などを整えましょう。昼寝や休憩中の仮眠など、短時間の睡眠でも免疫力向上に役立つとされています。
(2)腸内環境を整える
体内の免疫細胞のおよそ7割は腸に存在しており、腸は最大の免疫器官とされています。腸内の善玉菌を増やし、腸の働きを整えることで免疫細胞の働きも良くなるのです。乳酸菌やビフィズス菌を含む食品や、善玉菌のエサになるオリゴ糖を含む食品を食事に積極的に取り入れましょう。
(3)笑う
笑うことは、ストレスを解消し免疫細胞の働きを活性化させるという研究結果があります。また、自律神経のバランスを整えることにも役立ちます。お笑い番組を見たりマンガを読んだりして思いきり笑うことも免疫力アップに効果あるとされています。
(4)体温を高める
体温が1度下がると免疫力は約37%低下すると言われています。身体を冷やさないようにするとともに、入浴や適度な運動などで36.5度以上の体温を保つように心がけましょう。
風邪をもらわないためには、たしかに自分の免疫力を高めておくのも大切だよねぇ。
腸内環境を整えるのは便秘解消だけじゃなくて、免疫力アップにもつながるとは知らなかった! 朝食にはヨーグルト食べるようにしよう。子どもたちにも食べさせなきゃ。