骨密度と骨量の違いと若さとの関係性
骨の状態を示す数値に「骨密度」と「骨量」とがあるけど、その違いについて知らない人も多いと思う。若さを保つためにも骨の状態を意識しておきたいけど、私自身、具体的にどう違うのか聞かれても答えられないから、その違いについて知っておきたいな。
骨密度と骨量の違い
『骨密度』と『骨量』は、似ているものと考えられがちですが、それぞれ異なる指標です。
『骨密度』とは、骨の中に含まれる単位体積あたりのミネラル量を指します。骨の中にミネラルが豊富に含まれていると、「骨密度が高い」と言われます。
それに対して『骨量』は、骨の大きさや体積を表す言葉で、体内の骨組織の量を指します。
そのため両方を検査した場合は、骨密度は高いが骨量が少ない、反対に、骨量が多いが骨密度は低い、といったケースもあります。
『骨密度』と『骨量』、どちらも骨の状態を判断するための測定値であり、健康な骨のためには、どちらも正常範囲に保たれている必要があります。
『骨密度』とは、骨の中に含まれる単位体積あたりのミネラル量を指します。骨の中にミネラルが豊富に含まれていると、「骨密度が高い」と言われます。
それに対して『骨量』は、骨の大きさや体積を表す言葉で、体内の骨組織の量を指します。
そのため両方を検査した場合は、骨密度は高いが骨量が少ない、反対に、骨量が多いが骨密度は低い、といったケースもあります。
『骨密度』と『骨量』、どちらも骨の状態を判断するための測定値であり、健康な骨のためには、どちらも正常範囲に保たれている必要があります。
骨量は変化するの?
骨量は、先述のように体内の骨組織の量を指しますので、成長とともに増え、30歳くらいをピークに増加し続け、その後は徐々に減少していきます。
もちろん骨量には個人差があり、性別や身体活動、栄養状態やホルモン要因、そして人種によっても異なります。
また、女性は45歳を過ぎると骨量が急激に減少してしまうため、閉経を境に年に1回の測定を行い、1年間で骨量が3%以上の減少がみられる場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。
もちろん骨量には個人差があり、性別や身体活動、栄養状態やホルモン要因、そして人種によっても異なります。
また、女性は45歳を過ぎると骨量が急激に減少してしまうため、閉経を境に年に1回の測定を行い、1年間で骨量が3%以上の減少がみられる場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。
骨の強さは何で決まる?
骨の強さ=骨密度と捉えがちですが、それだけで決まるものではありません。
従来では、骨粗しょう症が骨密度低下によって骨折を招くとされていましたが、骨粗しょう症の定義は「骨強度が低下し骨折しやすくなる骨の病気」に改め、骨の強度の70%が骨密度、30%が骨質に関係していると考えられています。
骨質は、加齢のほか、普段の食生活や運動不足、そして糖尿病や腎臓病などの疾患によって悪くなると言われており、骨密度が同じでも、骨質が悪いと骨折が生じるリスクが高くなってしまいます。
従来では、骨粗しょう症が骨密度低下によって骨折を招くとされていましたが、骨粗しょう症の定義は「骨強度が低下し骨折しやすくなる骨の病気」に改め、骨の強度の70%が骨密度、30%が骨質に関係していると考えられています。
骨質は、加齢のほか、普段の食生活や運動不足、そして糖尿病や腎臓病などの疾患によって悪くなると言われており、骨密度が同じでも、骨質が悪いと骨折が生じるリスクが高くなってしまいます。
なるほど〜。骨密度と骨量は、どちらも骨の状態を判断するための値だけど、別の指標であって、どちらも正常範囲に保つ必要があるのね。そして骨質も大切。加齢には逆らえないけど、食生活や運動習慣に気を配って、できるだけ骨を丈夫に保ちたいわね。