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放っておいたら危険?! 下半身の冷えが招くリスク

手足などの末端の冷えは以前から気になってはいたけど、最近、ふくらはぎや太ももを触ると想像より冷たくなっていて、下半身の冷えが進んでいる気がする。
40代になると下半身の冷えが、身体のいろんな不調を招くって聞いたことがあるけど、どういう事なんだろう?下半身の冷えが招くリスクと改善方法を知っておきたい!

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下半身の冷えが招くリスクとは?
「隠れ冷え性」という言葉がありますが、実は、気づいていない人の中にも、下半身の冷えが進んでいることは多いようです。
仕事中に座りっぱなしや立ちっぱなしによる血流の停滞や、睡眠不足や睡眠の質の低下などによる自律神経の乱れ、加齢による毛細血管の血流停滞などによって、老廃物の排出がスムーズに行われなくなることで、下半身の冷えは知らず知らずのうちに進んでしまいます。

体温を生み出す筋肉の約7割が下半身にあるため、下半身が冷えることで子宮や卵巣、膀胱、腸、腎臓などの臓器の働きが低下してしまうので注意が必要です。

下半身の冷えは、老眼や肌の老化、白髪、更年期症状などといった老化現象を進行させ、また、腸の冷えにより免疫力の低下や便秘や下痢をも招くリスクがあります。
看護師の下半身の改善方法
1.身体を外から温める
骨盤の中央に位置する「仙骨」には、臓器に繋がる神経が集まっています。そのため、まずは仙骨をカイロなどで暖め、内臓の冷えを取り除きましょう。
また同時に、毛細血管の血行改善を図ることも大切です。入浴時には湯船に「炭酸入浴剤」を入れて、下半身の血流を促進させましょう。

2.身体を内側から温める
冷たい飲み物を避け、身体を温めるものを口にするように心がけましょう。
シチューやスープなどの温かくてとろみのあるものは、腸を温める効果が高いので、積極的に摂るようにします。煮物やみそ汁に生姜や七味などの薬味を入れるのもおすすめです。
ごぼうや山芋は、漢方薬に使用されるほど腎虚の改善に効果があると言われています。その他根菜全般や豆類、肉類も意識して食事に取り入れるとよいでしょう。

3.運動によって温める
下半身の筋肉量を減少させないよう、スクワットなどの運動を取り入れましょう。座りっぱなしや立ちっぱなしの仕事中に、靴の中で足の指を動かし、踵の上げ下げをするだけでも、継続して行うことで改善が期待できます。

下半身の冷えによって子宮や内蔵の機能や免疫力の低下が起きてしまうのね。
「冷えは万病のもと」って昔から言われているから、冷えは放置しないように改善したいわね。

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