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屋内勤務でも油断大敵! 夏の紫外線ケア

日焼け止めって肌に負担が大きい気がして、あんまり好きじゃないんですよね。
日焼けしたりシミができたりするのはイヤなので、外で過ごす日はもちろんしっかり日焼け止めを塗ってるけど、仕事の日はできれば日傘や長袖で済ませたいのが本音。
だけど夏になると、じわじわ日焼けしているような気がします……。
やっぱり仕事の日も日焼け止め塗ったほうがいいのかなー?

屋内勤務でも紫外線対策は大切!
病棟勤務の看護師さんの場合、勤務中は基本的にずっと屋内で過ごすことになります。休みの日に出かけるときはしっかりと紫外線を防ぐ対策をしていても、仕事の日は特に対策していないという方も多いのではないでしょうか?
しかし、室内で過ごすときにも日中は紫外線対策が必要です。地上に届く紫外線にはA波とB波があり、波長の短いB波は室内には届きませんが、波長の長いA波は窓ガラスを通過します。さらに、肌の奥深くまで到達し、じわじわとコラーゲンを変質させてしまうのです。
屋外でB波を浴びたときのような急激な日焼けは起こらないものの、A波を浴び続けることで肌の老化が進んでしまうと言われています。

屋内で過ごす日の紫外線対策のポイント
勤務中や出かけない休日など、休みの日にも紫外線対策を意識しましょう。
屋内での紫外線対策としては、特に以下のようなポイントを押さえてください。

・日焼け止めは「PA」値に注目して選ぶ
日焼け止めの紫外線ブロック効果を表す指標には「SPF」と「PA」があります。SPFは紫外線B波を防ぐ効果、PAはA波を防ぐ効果の高さをそれぞれ示すものです。屋内で過ごす日に使用する日焼け止めは、SPF値はそれほど高いものである必要がありません。PA値に注目して選ぶようにしましょう。PAは+から++++の4段階のものがあります。紫外線A波対策にはPA++++の日焼け止めを選ぶのがおすすめです。

・できるだけ小まめな塗り直しを
PA値の高い日焼け止めを選んでも、出勤前に一度塗っただけで終わりでは、汗や皮脂で落ちてしまって効果半減です。日焼け止めは数時間おきに塗り直すのが効果的。とは言え、勤務中に小まめに塗り直しを行うのは難しいという方も多いかと思います。スプレータイプの日焼け止めなど手軽に重ねられるタイプのものを用意しておくと良いかもしれませんね。

・インナーケアも意識して
日焼け止めで紫外線を外側からブロックすることと合わせて、浴びてしまった紫外線によるダメージを最小限に抑えるための内側からのケアも大切です。コラーゲンの材料となる良質なたんぱく質や、コラーゲン生成を助ける働きのあるビタミンC、紫外線を浴びたときに体内で発生し老化の原因となる活性酸素を抑えるポリフェノール類などを含む食品を積極的に食事に取り入れましょう。

うーん、窓ガラスを通して入って来る紫外線が肌の老化の原因になるとはちょっとショック! 今まで日焼け止めを塗っていなかったことをちょっぴり後悔してます。早速、仕事の日用にPA値の高い日焼け止めで評判が良さそうなものを買ってみようと思います。

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