看護師の求人・転職・派遣なら【MC-ナースネット】

私たちの身体は本来、日中起きて活動して夜眠るというリズムに対応しています。夜勤の日はこのリズムとそぐわないタイミングで眠ることになるので、熟睡しづらいのは自然なこと。日中に眠る日にも少しでも睡眠の質を向上させるために、寝室環境を整えることをおすすめします。

・寝室やベッドの位置を見直す
一人暮らしの場合、寝室や室内にベッドを置く位置にあまり選択の余地はないかもしれませんが、可能であれば家の中でもできるだけ静かな部屋を寝室としたいところです。ベッドの位置については窓際から離し、窓からの日光や冷気、熱気などが直接届かない位置に置くのが理想です。

・強い光を遮る工夫
私たちの身体には、日光など強い光を浴びると脳が覚醒して目覚めるという働きがあります。これは、夜勤など変則的な睡眠サイクルの場合には睡眠の質を低下させる要因となってしまいます。日中に眠る必要がある人は、寝室のカーテンを遮光カーテンにしてできるだけ日光を遮断しましょう。アイマスクを併用するのも良いですね。また、寝室にはテレビや明るすぎる照明を設置しないのがおすすめです。

・騒音や生活音への対策
私たちは眠っている間にも物音を聞き取っています。生活音などが聞こえやすいことも日中に快眠を得にくい要因の一つ。しかし、部屋の遮音対策は、遮光ほど手軽に行うことができません。耳栓の使用などが有効な対策となるでしょう。耳栓が苦手な方は、ゆったりと心地良い音楽を部屋の中に流すという方法を試してみてはいかがでしょうか。

・快適な寝具を選ぶ
自分に合ったマットレスや枕、布団を選ぶことも快眠の重要ポイントです。仰向けに横になったとき、まっすぐに立ったときとほぼ同じ姿勢になるのが理想の寝姿勢。マットレスの硬さや枕の高さなどを調整してみましょう。吸湿性や通気性の良い素材の布団や寝間着を選び、常に清潔な状態を保つのも大切です。

・室温や湿度の調節も大切
暑さや寒さ、湿度の高すぎや低すぎといった不快感も眠りを妨げる要因。寝室の室温や湿度をできるだけ快適に保てるよう、エアコンなどを上手に活用しましょう。夏は頭側に冷風があたり、冬は足元に温風があたるようにベッドの位置を動かすのも効果的です。