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水の分量は多め
固めの食感の玄米を、ふっくらとした白米の食感へと近づけるためには、炊飯時に加える水の量がポイントです。目安としては、白米炊飯用の水分量メモリの約1.25〜1.5倍です。実際の炊飯時に水の量を調整して、お好みの加減を見つけてみて下さい。

浸水時間は長め
炊飯前に水に浸しておく浸水時間は、白米と同じでも構いませんが、長めに浸すことで甘味が出やすくなります。理想は2時間以上。しっかりと浸水してから炊飯をスタートさせるようにしましょう。タイマーを上手く活用するのがおすすめです。

塩を加えよう
炊飯の際に、玄米1合あたり塩をひとつまみ程度入れましょう。塩を入れることで、玄米特有の匂いの解消や、水の吸収を高めたり、玄米の苦味を中和して美味しさを引き出してくれたりする効果があります。

保温は短く
玄米を炊飯器の保温機能で保存しておくと、玄米の匂いが強くなっていきます。できるだけ、いただく直前に炊きあがるようにし、残った玄米は、粗熱が取れたらすぐに冷凍するようにしましょう。

3分づき米から始める
最初は「3分づき米」から始めるのもおすすめです。玄米からぬかや胚を取り除いた割合によって3分づき米、5分づき米、7分づき米などがあり、3分づき米は最も白米に近く3割程度の糠や胚が残っている状態のものです。
白米から変更しても大きな違和感もないため、導入しやすいでしょう。慣れてきたら、5分づき米や7分づき米→玄米へ挑戦してみるとよいでしょう。