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粘膜や免疫細胞を強化する食材
ウィルスや細菌は、鼻や喉、目などの粘膜から体内に侵入してくるため、病院勤務の看護師なら粘膜を強くする効果のある食材を積極的にとりたいものです。
『ビタミンA』（β‐カロテン）や良質な『たんぱく質』は、粘膜や免疫細胞を強化してウィルスなどの侵入を防いでくれます。
逆に不足してしまうと粘膜や皮膚が弱くなり免疫力が落ちてしまうので、毎日欠かさずに食事に取り入れるようにしたいですね。
豊富なビタミンAとタンパク質が両方一度に摂取できるおすすめ食材は、たまご、チーズ、レバーです。

善玉菌を増やして腸内環境を整える
免疫力を高めるためには、腸内環境を整えることも大切です。腸内の乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が腸内環境を整えることで、栄養素を吸収するとともに免疫細胞の働きを活発化してくれます。
善玉菌を増やす働きをするものは、『発酵食品』『食物繊維』『糖質』です。ヨーグルト、乳酸菌飲料、甘酒、納豆ごはん、ごぼうの入った炊き込みごはん、わかめやきのこのお味噌汁などを、普段の食事に取り入れましょう。

体を温める効果のある食材
体温が1℃下がると免疫力が3割下がると言われています。体を温め血液のめぐりがよくなることで、リンパ球の数が増えるため免疫力を上げることができます。
体を温める効果のある食材は、しょうが、ニンジン、かぼちゃ、たまねぎなどです。
また、同時に冷たい飲み物を飲みすぎに注意し、手足を温めて身体を冷やさないように心がけましょう。

抗酸化作用のあるビタミン類
細胞にダメージを与える活性酸素を排除する抗酸化作用のあるビタミン類で、免疫細胞の働きを高めることも大切です。
みかん、いちご、緑茶などに含まれる『ビタミンC』、マグロ、サバ、サケなどの魚に含まれる『ビタミンD』、かぼちゃやブロッコリーなどに含まれる『ビタミンE』を意識的に取り入れるとよいでしょう。