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バランスのとれた食事が大切と知っていても、仕事で疲れて帰ってきてから一汁三菜を自炊するのは調理に手間がかかり、ハードルが高いと感じている方も多いようです。
いっぽう、味噌汁の具材に肉・魚・野菜・きのこ・海藻などさまざまな具材を取り入れた具沢山味噌汁なら、一汁で主菜にも副菜にもなります。
発酵食品である味噌も取ることができ、身体も暖まり疲れた身体に優しいのが特徴。具材から溶け出した栄養素も、汁ごといただけるので、無駄がありません。
さらに、休みの日などに、具材をカットし冷凍しておけば、鍋1つで簡単にできてしまうというメリットもあります。好みの具材を組み合わせて、沸騰したダシ汁の中に凍ったまま入れて煮込み、味噌を溶かすだけという手軽さです。

＜小松菜・ネギ・白菜・キャベツ・ズッキーニ・キノコ類＞
洗って食べやすい大きさにカットし、ジップロックなどの袋に入れて冷凍します。水分をよく拭き取り、なるべく平らに広げた状態にしておくと、冷凍後にパラパラになり、使用する際に使う分だけ取り出しやすくなります。

＜ほうれん草・いんげん・アスパラ・ブロッコリー・ごぼう・かぼちゃ・さといも＞
食べやすい大きさにカットし、下ゆでをしてから水気を切り、ジップロックなどの袋に入れて冷凍します。ほうれん草は、1回分ずつラップでくるんでおくと便利です。

＜大根・にんじん・じゃがいも・さつま芋＞
大根やじゃがいもは日持ちするので、野菜室で保存し使う時にカットします。カットの手間があるので、少し時間に余裕がある時におすすめです。鍋に水が沸く前から投入します。

＜豚肉・鶏肉・鮭など魚の切り身＞
ひと口サイズにカットし、1回分ずつラップにくるみ冷凍保存します。小さめにカットした方が、火の通りが早く、味も馴染みやすいためおすすめです。沸騰した際にアクが出たら取り除きましょう。

＜さばの水煮缶・いわしの水煮缶＞
さばなどの水煮缶は、汁ごと入れることで出汁も不要となります。栄養満点なので常備しておくとよいでしょう。

＜油揚げ・わかめ＞
油揚げやわかめは、乾燥したものが売られており、そのまま使えます。また、油揚げは生のものをカットして冷凍しておくこともできます。

＜豆腐・こんにゃく＞
豆腐やこんにゃくは比較的賞味期限の長いもので、使いやすい小サイズタイプも売られています。沸騰後にそのまま入れ、ひと煮立ちさせてから味噌を入れましょう。

冷凍庫から使いたい分だけ取り出せる冷凍方法は、その日の気分でお好みの組み合わせを楽しめます。味噌を2~3種用意したり、七味や生姜を添えたりしても風味の変化を楽しめます。お好みの組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。