> >看護師一年目に多い悩みとは?乗り越えるための解決法

看護師一年目に多い悩みとは?乗り越えるための解決法

憧れの看護師に就いて1年目。仕事は慣れるまでが大変だということは知っていたけど、看護師としてこのままやっていけるのか、だんだん自信がなくなってきちゃった。看護師に向いていないのかもな…。
他の看護師も、一年目には同じようなことに悩んでいるのかな?解決法を教えて欲しい!

akari-face
一年目看護師に多い悩み
予想以上に仕事ができず、失敗が多い・知識不足
多くの一年目看護師が悩み始めるのが、担当する患者さんが増え、夜勤が始まる頃。急増する業務量、新たに必要となる知識や技術、頭を悩ます患者さんとのコミュニケーションなど、どれも一年目から満足にこなすには、至難の業です。
しかし、責任感の強い看護師ほど、思うように業務をこなせないことに悩み、特に自分のミスによって、患者さんや周りの人に迷惑をかけてしまうと、落ち込んでしまいます。

<解決法>
学校で学んだ知識よりも、実際に仕事をしていく上で得る知識の方が、業務をしていく上ではるかに大切です。どんな優れた看護師でも、一年目は悩みながら実習生さながらに現場知識の吸収から始めます。看護師にとって、現場での経験を重ねることが将来のステップアップに繋がることを忘れないようにしましょう。また、経験値を増やすために、以下のような事に取り組むとよいでしょう。

・新たな業務・専門用語が出てきたら都度メモを取り、その日のうちに調べる。
・処理方法や流れに対し深く理解するために、なぜそうするのかと理由まで考えるようにする。
・身に付くまでは、自分なりのチェック項目を用意し、ミスを防ぐ。
・担当する業務の中で、優先順位を常に意識しておく。
・不明点や困っていることがあれば、先輩に相談して教えを乞う。

夜勤が辛い・体力的にキツイ
夜勤が始まると、どうしても生活のリズムが乱れ、体力的にキツくなります。また、夜勤の時は頼れる人が少なく、付き合い辛い先輩と一緒の日はさらに、緊張感が高まります。
大半の看護師さんは、夜勤が始まるとプレッシャーや悩みを感じており、慣れるのに少なくとも半年はかかったと言われています。

<解決法>
夜勤をこなすには、体調管理と事前準備が大切です。
夜勤は本来睡眠に充てる時間に業務を行うため、どうしても体内リズムを崩してしまいがち。それを防ぐために、夜勤前には十分に身体を休め、夜勤中の休憩時には可能であれば少しでも質の良い仮眠をとりましょう。また、夜勤明けは昼まで寝るよりも就寝時間を早めた方がリズムを取り戻せます。
夜勤に入る事前準備として、一緒に夜勤担当する先輩に挨拶をし、夜勤の業務内容や流れ・注意点などについて、聞ける人に事前に確認しておくことで、業務を効率よくこなすことができます。特に、夜間に急変の恐れがある患者の対応については、しっかりと確認しておくことが大切。夜勤では対応できる人員に限りがあるので、事前にできるだけ把握しておくようにします。それにより、落ち着いてスムーズに対応できるようになり、体力的負担も軽減していくでしょう。

人間関係の悩み
職場にはさまざまなタイプの人がおり、業務をする上で自分とは全く違うタイプの人と付き合わなければならないこともあります。特に一年目では、キツイ言葉を投げかけられたり、理不尽な思いをしたりすることが少なからずあるでしょう。

<解決法>
あまりにも辛い場合は、信頼できる先輩や上司に相談してみるのもよいですが、多くの場合は、「新人さんにもっと頑張って欲しい」という気持ちの表れです。その背景には、「自分が新人の時は、もっと嫌な思いをして頑張ってきた」という自負があるかもしれません。
大半の場合は、業務に慣れていくことで、次第に認めてもらい、人間関係の角が取れていくものですが、できるだけ嫌な思いをしないために以下のことに注意してみましょう。

・先輩の忙しさを把握し、心に余裕があるタイミングを見計らって質問などをする。
・質問はよく考えてもわからない場合にし、教わったことはメモに取る。
・先輩が忙しそうな時は、手伝えることがないかを確認する。

看護師一年目は、自分と同じようなことに悩む人が多いと知って、少し心が軽くなった気がするわ。先輩看護師も、みんな1年目の頃は悩みを抱えながら頑張ってきたのかな?
できる解決策から意識して実践していくことにしよう!

akari-body
『お仕事』のおすすめ記事一覧
その他のカテゴリーの記事一覧