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日本の官公庁や多くの企業は、4月から新年度開始となります。年度の切り替えに合わせて人事異動や転勤なども多く、3月は年間で最も引っ越しが多い時期です。家族の転勤などで、知らない土地へ引っ越すことになるご家庭も少なくありません。ご主人の転勤で遠くに引っ越すことになり、今までの職場に勤務し続けられなくなるというケースもあるでしょう。
さいわい看護師というのは、日本全国どこへ引っ越したとしても新たな勤務先を見つけやすい仕事です。しかし、土地勘のない場所で自分に合う転職先を見つけられるかどうか不安に感じる方も多いでしょう。そこで、引っ越し先での転職を成功させるためのポイントをご紹介します。

・家族の事情を考慮して転職条件を決める
転勤による引っ越しの場合、数年後に再び転勤が見込まれるケースも少なくないでしょう。また、小さなお子さんがいるご家庭の場合、引っ越し前は保育園に預けていたのに、引っ越し先によっては保育園の利用が難しいというケースもあります。引っ越し前は正職員としてフルタイムで働いていたとしても、引っ越し先での働き方についてはそれにこだわらず改めて検討して、新しい環境での最適な働き方や勤務条件を決めておきましょう。

・看護師専門の転職サイトを活用する
引っ越し先での転職先を探すには、ハローワークや看護協会などで探す方法もありますが、ネットを活用しつつ引っ越し前から転職先を探し始めたいという方には看護師専門の転職サイトを利用するのがおすすめです。その土地の情報や職場の雰囲気などをエージェントに教えてもらえたり、勤務条件に関する交渉などをしてもらえたりと、新たな土地での転職の強い味方になってくれるはずです。

・交通アクセスを調べておく
公共交通機関の運行状況や本数、乗り換えの所要時間などは、都心と郊外、地方都市など、地域によってかなり大きく変わってきます。「乗車時間だけ見て問題ないと思っていたら、本数が少なくて不便だった」などということもあるかもしれません。逆に、本数が多い路線なら想定より遠いエリアでの勤務がそこまで不便ではないケースも。交通アクセスについては今住んでいる土地の感覚で判断せず、ネットで所要時間や運行状況を調べてみるなどしておきましょう。