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夜勤に負けない! 看護師の肌荒れ対策

10代の頃はそれほどニキビに悩まされなかったのに、看護師になってからニキビができやすくなったなぁ。前はニキビができても割とすぐに治ってたんだけど、このごろは一度できるとなかなか治らなくてツライよ……。ニキビがない時でも、肌や唇がカサつくし。夜勤が一番の原因なのはわかってるけど、なんとかならないのかなー?

夜勤で肌荒れしやすくなる理由とは
夜勤明けには、明らかに肌の調子が落ちるという方が少なくないと思います。
どうして夜勤をすると肌が荒れやすくなるのでしょうか? 
まずはその理由を理解することで、適切な対策につなげていきましょう。

夜勤で肌が荒れる最も大きな理由として、夜勤により肌の新陳代謝が正しく行われなくなることが挙げられます。
私たちの肌は、肌の奥で新しく作られた細胞が成長しながら肌表面に押し上げられ、最終的に垢となってはがれ落ちていきます。これを肌の「ターンオーバー」と呼び、通常はおよそ4週間で1サイクルとなっています。

肌のターンオーバーは、眠っている間に起こります。夜勤によって睡眠のリズムが乱れることでターンオーバーのサイクルにも影響が及び、通常より遅くなったり早くなったりといった乱れが生じてしまうのです。

ターンオーバーが遅れると古い肌細胞がいつまでも肌表面に留まり、肌がごわついたり乾燥したりする原因に。乾燥は皮脂の分泌を高めるため、ニキビができやすくなってしまいます。
逆に、ターンオーバーが通常より早すぎると、肌細胞が成長しきらないまま肌表面に押し上げられるため刺激などに弱く、ちょっとしたことで肌荒れしやすい状態になってしまうのです。

夜勤に負けない! 肌荒れ対策

夜勤が肌荒れの原因になるからと言って、夜勤をやめるわけにはいきません。
夜勤があっても肌を良い状態に保つために、以下のようなことを心がけましょう。

・入眠後3時間ぐっすり眠るための工夫を
肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは、入眠後最初に訪れる深い眠り(ノンレム睡眠)の時に活発に分泌されます。このタイミングで深い眠りを得ることができないと成長ホルモンが分泌されず、ターンオーバーが乱れる原因となります。寝室の環境や寝具などを工夫して、眠り始めにぐっすりと眠れる環境を整えることをおすすめします。

・スキンケアは丁寧な保湿を重視する
夜勤時や夜勤明けには、肌のベタつきが気になることが多いかと思います。これは肌が乾燥して皮脂の分泌が活発になっているのが原因。ベタつきを嫌って乳液やクリームを避けていたのでは、さらに乾燥が進行してしまいます。クレンジングや洗顔の後には、化粧水でたっぷりと肌に水分補給した後、乳液やクリームを塗って水分蒸発を防ぐのが大切です。保湿成分を含む美容液やシートマスクなどを使用するのも良いでしょう。

・ビタミンの補給も忘れずに
夜勤の日は食事を簡単なもので済ませがちではありませんか? 肌に必要な栄養素が不足すると肌荒れが起こりやすくなってしまいます。肌のターンオーバーを正常に保つために大切なビタミンA(βカロテン)やビタミンB群、肌のハリやうるおいを保つために欠かせないビタミンCやビタミンEなどを含む食品を意識して摂るようにしましょう。マルチビタミンのサプリメントなどを活用するのもおすすめです。

たしかに夜勤明けは肌がベタつくことが多くて、乳液を付けないことが多いかも……。
それがニキビの原因になってたなんてショック!
夜勤で夜眠れない日でも、眠り始めにぐっすり眠ればカバーできるっていうのはうれしいよね。
サプリメントも買ってみようっと!
肌荒れしにくくなるといいな。

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