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ニオイが気になる……看護師の「汗」対策はどうする?

仕事中、気になることと言ったら「汗」のモンダイ!
夏の病棟は基本的に冷房の設定温度が高めだし、冬は暖房で温かく保たれているので、
ほかの人と比べて特別汗かきというわけではないと思うんだけど、動き回っているとじんわり汗が出てきちゃう。
勤務時間が長くなってくると、たまに自分で「あれ? わたし汗くさいかも!?」って思うことも。患者さんに気づかれないかちょっと心配……。

看護師は「汗のニオイの不安度」が高い!?
大手化粧品メーカーが働く女性3,000名を対象に実施した職業別アンケート調査によると、「あなたの職業は、汗のニオイの不安度が高いと思いますか?」という質問に対して、そう思うと答えた人が多い職業ランキングは以下のとおり。

1位:介護士(74%)
2位:看護師(68%)
3位:リハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士)(67%)
4位:保育士・幼稚園教諭(60%)
5位:エステティシャン(60%)

動きまわったり人と接したりする職業が上位を占めますが、中でも看護師は2位となっていて、多くの看護師が自分の汗のニオイに不安を感じていることがわかります。

仕事中の汗のニオイ対策は?
先述の調査では、「汗のニオイで仕事への集中力は低下すると思いますか?」という質問に対して、75%の人が「そう思う」と回答しています。汗のニオイが気になって仕事に集中できないなどということにならないように、できるだけ汗のニオイを抑える対策を取りましょう。

・小まめな拭き取り
「汗くさい」と言いますが、実は汗というのはかいた直後は無臭です。時間が経つにつれ、汗をかいた肌に雑菌が繁殖することで、いわゆる汗くさいニオイ、すっぱいニオイが生じるのです。
かいた汗に雑菌が繁殖してニオイが生じるまでの時間は一般的に1〜2時間が目安です。ワキなど汗をかきやすい部分は、汗ふきシートなどで小まめに拭き取ることでニオイが生じにくくなります。

・ワキ汗パッドや制汗剤を活用する
「勤務中は忙しくてそんなに小まめに汗を拭き取っている余裕なんてない!」という方も多いと思います。そんな方には、ワキ汗パッドの使用がおすすめです。すばやく汗を吸収してくれるので、雑菌の繁殖によるニオイの発生を抑えてくれます。また、ナース服の汗ジミ予防にも役立ちます。
また、制汗剤(デオドラント)も汗のニオイ防止効果が期待できます。
いずれもいろいろな製品が販売されているので、自分に合うものを見つけてみましょう。

・ムダ毛処理はきっちりと!
ムダ毛が多いと汗が乾きにくくなるため、ニオイが生じやすくなります。ワキ汗が多い人や、ワキの汗のニオイが気になるという人は特に、ワキのムダ毛処理をきちんと行うことがニオイ対策につながります。

ワキ汗パッドなんて使ったことなかったけど、周りに使っているっていう人は結構いるね。そっか、ニオイ対策にもなるなら試しに使ってみようかな。
夏は特にだけど、暖房の季節も勤務中は汗をかくこともしばしば。季節に合わせてアイテムを変えてみよう!

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