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看護師なのに血が苦手! 克服方法はある?

採血は大丈夫なんだけど、血を見るのが未だに苦手な私。このまま看護師になって大丈夫なのかな?

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血液恐怖症の人は意外と多い!?
血を見ると、力が抜けてしまったり、動悸や吐き気などが起きたりする「血液恐怖症」の人は、20人に1人の割合でいると言われています。
事故などで多量の血を流した人を見た経験や、自分自身が子どものころに大怪我をして、たくさん出血をした経験などがトラウマとなることで、血液恐怖症になってしまうことが多いようです。

血液を見ることで、トラウマによるストレスを感じ、急激に心拍数が上がってしまうと、動悸やふらつき、失神などを起こしてしまいます。
看護学生が見学実習の際に、血を見た途端に気分が悪くなってしまったり、倒れてしまったりすることは、珍しいことではないようです。
看護師が血が苦手でも大丈夫?
看護師になりたての頃は、やはり血を見ると気分が悪くなっていたという人でも、血を見る経験を重ねることで慣れて平気になっていく人がほとんどです。
外科などでは、血だけでなく傷そのものが痛そうで、抵抗がある人もいます。
また、自分の技術への不安がより一層、苦手意識を増しているのかもしれません。

しかし、苦手だからと言って患者を放置しておくことはできません。患者を助けたいと思う気持ちが強くなることで、血が苦手という気持ちが抑えられ、いつの間にか忘れてしまうという具合に、克服していく看護師が多いのでしょう。
なかには、仕事の時はプロ意識から平気な血でも、プライベートで見るのは苦手という人もいるようです。
どうしても無理な場合は?
どうしても苦手な気持ちがなくならず、仕事にならないという場合でも、血を見る機会が少ない科目で看護師は続けられます。外科よりも内科やリハビリ科など、たくさんあるはずです。
無理して、勤務中にたびたび調子が悪くなってしまうことがある場合、血を見る機会が少ない科目への異動や転職を検討しましょう。
働く場所を選ぶことで、苦手意識を持ち続けずに、看護師の仕事をすることが出来るでしょう。

なるほど! 血が苦手だった先輩たちも、患者さんを助ける看護師の仕事にプロ意識を持つことで、克服していったのね。私にもできるか不安は残るけど、希望は見えてきたわ。

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