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普段の生活に取り入れたい 薬に頼らない花粉症対策

毎年、花粉の季節には薬が手放せない私。こんなに薬を飲み続けていて大丈夫かな、と思いつつも、飲まずにはいられない。できれば薬に頼らずに、花粉症の症状を軽くできる方法が知りたいな。

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自宅内の花粉を減らそう
日々の生活の中で、花粉による影響を最も受けやすいのは過ごす時間の長い自宅だと言われています。特に、自宅ではマスクを外して無防備になるため、自宅の中の花粉を減らすことで、花粉が鼻や喉などの粘膜に付着するリスクを大きく抑えることができます。
自宅内の花粉をゼロにすることはできませんが、花粉を自宅に入れない習慣を付けて、自宅に侵入する花粉の量を大幅に減らすことに挑戦してみましょう。

窓開け換気は最小限に
室内に侵入する花粉の6割は換気によるものだと言われています。花粉の季節の窓開け換気は最小限にとどめ、花粉の飛散が多い日中はなるべく避けるのが大切。早朝か深夜に網戸やレースカーテンを閉めた状態で短い時間で行うようにしましょう。

カーテンに付着した花粉は定期的に洗い、最近では「花粉吸着カーテン」という花粉を吸着してくれる特殊な加工が施されているものも売られていますので、活用してみるのも良いでしょう。
また、エアコン用の「花粉吸着フィルター」を付けることで、エアコンが室内空気を吸い込む際に花粉を吸着してくれます。エアコンから排出される風に花粉が混ざりにくくなるため、室内に花粉が舞うことを防いでくれます。

洗濯物と布団の外干しに注意
洗濯物や布団を外干しにすると花粉が付着してしまいます。どうしても、外で洗濯物を干す必要がある場合は、柔軟剤を使いましょう。柔軟剤の静電気防止効果により、衣類への花粉の付着を3分の1程度までおさえることができます。また、洗濯物を取り入れるときは、洗濯物を丁寧に振って花粉を落としてから室内に取り込みましょう。
布団は、布団乾燥機を使うか、室内の日当たりのよい場所で干すようにしましょう。

帰宅時に花粉を連れ帰らない
帰宅時、家の玄関を開けるまえに、衣服についた花粉をしっかりと払い落す習慣をつけましょう。手で払い落しにくい生地には、衣類用粘着クリーナーを使うのもよいでしょう。また、外出前にあらかじめ静電気防止スプレーをかけておくと、花粉が衣服に付きにくくなり、落とす際も簡単です。
また、コート類は、できるだけ玄関に置くようにして、リビングや寝室など普段過ごすことの多い部屋には持ち込まないようにしましょう。

こまめな掃除と加湿器で室内の空気をクリーンに
花粉は室内の湿度を上げることで床に落とすことができます。加湿器を使ってできるだけ花粉を床に落としてから掃除機をかけ、効果的に吸い取るようにしましょう。

花粉は目に見えにくいこともあり、知らないうちに室内にたくさん入れてしまっているんだろうな。どれも毎日の習慣にしてしまえばそれほど手間のかかることではないから、実践してみようかな。

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