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看護師の仕事と育児を両立させるために知っておきたいこと

出産が終わってそろそろ復職を考えないといけない時期だけど、ただでさえ大変な看護師の仕事なのに子育てをしながら働くことなんてできるのかな。最近はママさん看護師も増えてきてるって聞くけど、どうやって両立してるんだろう?

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看護師と育児を両立させるためのポイント
看護師の仕事はハードなことが多いため、育児との両立は難しく思えますが、働き方を工夫することで仕事と育児の両立は可能です。
ここでは、看護師が仕事と育児を両立するために活用したい対処法や施設などをご紹介します。

家族や周囲の人にサポートしてもらう
看護師の仕事と育児を両立するために欠かせないのは、家族の理解や協力です。なかでも家事や子育ての分担など、配偶者のサポートはとても重要になります。
また、近くの親族や友人などに子どもを預けられるのであれば、仕事が忙しいときには頼るようにしましょう。子育てに悩んだらひとりで抱え込まず、家族や周囲の人たちに相談してみてくださいね。

院内保育や学童保育などを利用する
院内保育とは、病院に勤務する看護師さんたちの子ども(乳幼児)を預かってくれる託児所です。勤め先の病院内や病院の近くにあるので送り迎えが楽ですし、子どもの急な発熱にも対応しやすく安心ですね。
子どもが小学生になる頃にはだいぶ手はかからなくなりますが、放課後をひとりで過ごすのが不安な場合は、学童保育に預けることを考えましょう。審査基準はそれぞれの施設により違いますが、シングルマザーである場合や両親ともにフルタイム勤務の場合には優先されることが多いです。

勤務先の制度を活用する
仕事と育児の両立を目指す看護師の方にぜひ知っておいてもらいたい制度があります。
子どもが3歳(企業により異なる)になるまでの間、1日に原則6時間働くと常勤扱いとなる育児短時間勤務制度や、勤務日数や勤務時間が一般の正社員より短くても正社員扱いとなる短時間正社員制度などです。
他にも、仕事と育児の両立をサポートしてくれる制度があるので、勤務先や転職先がどのような制度を取り入れているのか確認してみましょう。

無理なく働ける職場に転職する
仕事と育児の両立を目指すのであれば、不規則な夜勤や残業が多い職場で働くのは困難になります。そのため、夜勤のないような無理なく働ける職場への転職を考える看護師も少なくありません。
育児をする看護師が働きやすい職場とは
仕事と育児の両立を目指す看護師が無理なく働ける職場には、以下のような施設があります。

入院施設のないクリニック
入院施設のないクリニックではもちろん夜勤はありませんし、診療日や診療時間が決まっており残業も少なく働きやすいです。

デイケアやデイサービス
デイケアやデイサービスでの看護師の仕事は、利用者のバイタルチェックや服薬管理、生活介助などで、基本的に夜勤はありません。また、土日・祝日が休みのところも多く残業もほとんどありません。

訪問看護
訪問看護では、看護師が患者さんの自宅に訪問し、主治医の指示に従い看護をおこないます。基本的に夜勤はなく、土日・祝日休みも多いのが特徴です。

ここでは施設をご紹介しましたが、大切なのは子育てに理解のある職場選びです。ひとりで無理をせずに、職場のサポートも受けながら看護師の仕事を続けていってくださいね。

やっぱり仕事と育児を両立するには家族の理解と協力が必要だよね。ほかにも、無理なく働けるような職場への転職も選択肢のひとつに入れてみてもいいかもだね!

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