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どんなふうに付き合えばいい?後輩看護師との接し方について

新しく後輩ができたんだけど、緊張しているみたいでうまく会話ができないんだよね。
先輩として気にかけてあげなくちゃいけないとは思うんだけど、あんまり干渉しすぎると委縮しちゃうだろうし、距離感が難しい!どんな接し方をすればいいんだろ?

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優れたチームワークは良好な人間関係の構築が必要
医療の現場ではチームワークが重要です。しっかりと連携し、力を合わせて業務を遂行する必要があります。そのためには、日ごろから看護師同士で良好な人間関係を構築しておかなくてはいけません。

そんな中、立場が違う後輩看護師との付き合い方に悩んでいる方も多いのでないでしょうか。業務に支障をきたさないために、後輩看護師との接し方についてポイントを押さえておきましょう。
優しすぎず、厳しすぎず接する
後輩と接するときは、できるだけ優しくしてあげようと考え、ついつい優しく接しすぎてしまうことがあります。優しく接することは大切ですが、優しすぎると後輩のほうが緊張感をなくしてしまう危険性があり、ミスやインシデントなどが発生しやすくなります。

だからと言って厳しすぎるのは後輩にいらぬストレスを与えてしまう可能性があるのでNGです。重要なことを説明するときや仕事中は厳しく、休憩時間などは優しく接するなど、指導している内容や時間によって、優しさと厳しさを使い分けるようにしましょう。
プライベートな話題に踏み込まない
距離を縮めようとして、プライベートに話題を振る方もいますが、後輩が自分から話そうとしない限り、先輩から尋ねるのは避けるようにしましょう。プライベートに介入することでなあなあな関係になってしまうと、いざ指導をしなくてはいけない場面で厳しくなれない危険があります。また、プライベートな話をしたくないのに「先輩に聞かれたら答えなくちゃ」と考えてしまい、後輩に余計なストレスを与えてしまうかもしれません。

職場の後輩は学生時代の後輩とは違うのだということを忘れず、適度な距離感を保って接するようにしましょう。
いつでも相談していい雰囲気を演出する
特に仕事を始めて間もない新人の場合は、仕事のことはもちろん、仕事との両立という点でプライベートな悩みを抱えがちです。

悩んでいそうな後輩がいると、ついついどうしたのか聞き出したくなるところですが、無理矢理聞き出そうとするのは避けましょう。先輩として最初にすべきことは、悩みを解決することではなく、「悩みがあれば相談できる」と後輩に思わせてあげることです。

「大丈夫?」「何かあったら相談してね」という言葉をかけ、自分が後輩のことを気にかけていることを知らせてあげてください。「いざというときに相談できる人がいる」「自分を気にかけてくれている人がいる」という安心感は、精神的に孤立しがちな新人にとって嬉しいものです。

チームメートとしてあなたのことを気にかけているということが伝わるよう、悩んでいる後輩に対してはこまめに声をかけてあげるようにしましょう。

ついついおせっかいに距離を詰めてしまいがちだけど、後輩の立場だったら、それって結構プレッシャーかもね。
とりあえず安心して仕事してもらえるように、こまめに声をかけてあげるところから始めてみようっと!

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