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看護師がパートで働くメリットと知っておくべきこと

これまで常勤として仕事を頑張ってきたけど、結婚して子どもを産んだあとは体力的にも時間的にも厳しいよね。そうなると将来的にはパートとして働くことになるかもしれないなぁ。友達がパート看護師として働いているけど、パート勤務ってどんなメリットがあるのかな?

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パート看護師として働くメリット
パートとして働くと、日勤や夜勤もある常勤と比べ、勤務時間に融通が利くようになります。そのため結婚や出産、育児家庭の事情などにより、パートとして働く看護師が多いのです。
また「私生活でやりたいことがある」「バリバリ働くよりも、ゆるく働きたい」といった働き方の多様性によっても、パートを選択する人が増加しています。

パート看護師として働くメリットは大きく分けて4つあります。順に見ていきましょう。

希望のシフトで勤務ができる
拘束時間が長く、希望休を取る場合は他のスタッフと細かな調整が必要な常勤と異なり、パート勤務の場合は希望どおりのシフトで働ける場合が大半です。
プライベートの予定に合わせてシフトを組めるので、比較的簡単に休みをとることができるでしょう。

他の業種に比べて高時給
時給制のパートで働く場合、時給額は特に重要なポイントです。
看護師のパート時給は全国的に高めです。都市部に近くなると1700円から2000円とかなり高時給であり、他の業種と比べても高い水準だといえます。

早出&残業も少ない
シフト制のパート勤務は、早出や残業が少ないのもメリットです。残業があったとしても、常勤のように長時間残業することはありませんので、ほぼ定時で帰ることができます。退勤後のスケジュールが立てやすくなるほか、家事や育児との両立もしやすくなるため、お子さんがいる方にとっては特に大きなメリットだといえるでしょう。

キャリアをつなぐことができる
常勤から専業主婦になった方の中には「社会とのつながりが薄くなってしまった」と感じる方は少なくありません。しかしパートとして働くことで社会とのつながりが感じられ、やりがいを持って毎日を過ごせるようになる……というケースも多いのです。

また「今は事情があって常勤では働けないけれど、ゆくゆくは常勤として働きたい」という方も、いったんパート勤務で勤務実績と経験を積むことをおすすめします。
いきなり常勤に戻るよりも仕事に対する不安が少なくて済みますし、パートでも働き続けていたことは就職活動でプラスに働きます。
パート勤務を始める際の注意点
パート勤務の場合、常勤のときにあった賞与がなくなる、もしくは少なくなるので、常勤よりも月収・年収はどうしても下がってしまいます。また、給料は時給性になるので、休みが多くなれば当然その月の給与も少なくなることに注意しましょう。常勤ならば受けられていた福利厚生(退職金など)も、パートの場合は適用外になる可能性があります。

ちなみに、役職につくのは常勤の看護師であることが一般的です。パートとして勤務する場合は役職に就ける可能性が低くなるため、上昇志向のある人には物足りなく感じられるかもしれません。
パートで働くことを検討する際は、メリットと注意点の両方を把握した上で選択するとよいでしょう。

なるほど、パートで働くと常勤とは違ったメリットがあるのね。働く時間や曜日も自分の都合に合わせて働けるから、家庭や育児との両立もしやすそう。子どもが大きくなったら常勤で働くこともできるし、勤務の形を変えながら看護の仕事を続けていきたいな!

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