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看護実習生の受け入れ!先輩看護師の心得は?

今度、看護学生の実習の受け入れがあって、臨床指導者に選ばれました!わたしも看護学生時代は実習で指導者の方にお世話になったなぁ。
あのときは看護師の先輩たちを見てかっこいいなーと思ったけど、いざ自分が指導する立場になると思うとかなり不安!
ちゃんと指導できるのかなぁ……。

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実習生を指導するという立場
看護師として働いている人は、誰もが看護学生時代に実習を経験したはずです。病院実習では学校の先生以外に必ず病棟の指導者が付き、先輩看護師(臨床指導者)として実習生の指導を行います。
指導者という立場になれば、日ごろの看護師としての業務以外にも意識しなければならないことがでてくるものです。先輩看護師として実習生を受け入れるときには、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。接し方や指導の仕方についてなどの心得をおぼえておきましょう。
実習生を受け入れる先輩看護師の心得
・指導者として学習スケジュール管理を意識する
看護学生が実習期間に学ぶべきことは多岐にわたります。看護学生は実習期間に受け持つ患者様の病態を勉強することで「看護過程」「看護計画」を展開し看護実習に努めていきます。タイムリーな看護を行っていけるよう、指導者もスケジュール管理を徹底しておきましょう。

・看護学生一人一人に合わせた指導を心がける
実習を通して、自信をなくし看護から離れたくなる人もいれば、逆にやりがいを見出す人もいます。そういった中で、看護学生一人一人にあった声かけをし、「笑顔で対応する点がよかった」「看護手順をもう一度見直してほしい」など、それぞれの看護学生を尊重し受け入れつつ指導することを心がけてください。

・患者様に寄り添う気持ちの大切さを伝える
最も学んで欲しいことは「患者様と寄り添いながら、看護をすること」です。患者様自身の身体的・精神的状況を、コミュニケーションを図りながら把握し、日々看護につなげていかなくてはいけません。そのためには患者様との信頼関係が必要不可欠です。病態生理や家族環境、今後の方向性などを、看護している少ない時間の中で把握することの大切さを看護実習中に伝えることも指導者の役目の一つです。指導者として自分自身の担当患者様を見ながら看護学生と患者様に目を配り、「自主性を持った看護ができているか」「コミュニケーションを図れているか」を確認するようにしましょう。

スケジュール管理や、一人一人に合わせた指導……言われてみれば確かに意識していないと見落としそう。
実習生の子たちがたくさん学べる看護実習になるように、先輩としてサポートしつつ接していけたらいいな。
がんばらなくちゃ!

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