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幸せホルモン「セロトニン」を増やしてストレスに強くなる方法

冬になると日も短くなってくるし、毎日寒いし、なんかいろいろやる気が出なくなってくるよね。家で仕事のことを考えると「あー、仕事行きたくないなー……」って落ち込んじゃったりすることも……。別にすごく嫌なことがあるってわけでもないんだけど、やっぱストレス溜まっているのかなぁ。

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ストレスに強くなる「セロトニン」とは
看護師は、患者さんの命や健康に関わる仕事なので常に緊張を保つ必要があるうえに、多忙で、多くの人と接する仕事。特にストレスが多い職業の一つだと言えるでしょう。

日々の生活でストレスが溜まると、心身にさまざまな悪影響がもたらされることがわかっています。ストレスで不調をきたすことのないよう、できる限りストレスを軽減するのが大切です。

そこで注目したいのが、「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質「セロトニン」です。セロトニンには、精神を安定させ、ストレスを軽減させる働きがあることがわかっています。逆に体内のセロトニン分泌が不足すると、うつ病などメンタルの不調に陥(おちい)ることもあります。

ストレスに負けない体を作るためには、意識してセロトニン分泌を高めていくことが効果的なのです。
セロトニン分泌を増やす方法
・セロトニンを作る食べ物をとる
セロトニンは、アミノ酸の一種「トリプトファン」、ビタミンB6、炭水化物によって体内で作られます。 トリプトファンは体内で生成することのできない必須アミノ酸の一つなので、食事からとる必要があり、チーズや豆腐、卵、牛乳、バナナなどに多く含まれています。
あわせて、体内でセロトニン生成を促す「ビタミンB6」も積極的にとりましょう。ビタミンB6はレバーやマグロ、カツオ、にんにくなどに多く含まれています。特にバナナは、トリプトファン、ビタミンB6、炭水化物の3つをすべて含んだ食べ物で、手軽にとり入れることができます。

・日光を浴びる
目覚めてすぐに日光を浴びることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が止まり、セロトニンの分泌のスイッチが入ると言われています。
看護師は夜勤などもあって生活のリズムが不規則になりがちですが、起床後に太陽の光を浴びることを心がけて、セロトニンが分泌されるよう工夫することが大切です。日光に限らず、照明などの強い光を浴びることでも同様の効果が得られます。

・リズミカルな運動をする
規則正しいリズムを繰り返す運動は、セロトニン分泌を高めることがわかっています。運動といっても激しい運動をする必要はなく、ウォーキングやスクワット、軽い体操などで十分です。
また、運動というイメージではありませんが「ガムを噛む」「歯みがきをする」など、一定のリズムを繰り返す日常動作にもセロトニンを増やす効果が期待できるようです。

ふーん、幸せホルモンかぁ。
増やすための方法はどれも簡単そうだから、試してみようかな。それでストレスに強くなれるんだったら、やってみる価値あるよね!
よーし、幸せホルモンいっぱい分泌しちゃうぞー。

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