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BBクリームといえば、美容液や保湿クリーム、日焼け止め、下地、ファンデーションなどの機能を兼ね備えたベースメイク用クリームとして今ではすっかりおなじみになりました。
BBとは「blemishbalm（傷を癒すためのクリーム）」の略。
もともとドイツでピーリングや手術後の皮膚を保護しながらカバーするための化粧品として開発されたクリームなのです。
このため、保湿成分など肌に良い成分を含み、カバー力が高いという特徴があります。

これ一本でベースメイクを済ませることができるBBクリームは、上手に活用すればメイクにかかる時間の短縮に役立ちます。
一方で、使い方を誤るとのっぺりとした仕上がりやメイク崩れなどの原因になることも……。
使いこなすためのコツを覚えておきましょう。

・肌の色味に合ったBBクリームを選ぶ
BBクリームはカバー力が高いこともあり、肌に塗ったときに色味がはっきりと出やすいという特徴があります。
肌の色味と合っていないBBクリームを選ぶと、不自然な仕上がりになりやすいです。
首の肌の色となじみやすいよう、フェイスラインの肌の色に近いものを選ぶことをおすすめします。

・BBクリームを塗る前のスキンケアをしっかりと
BBクリーム自体にも保湿成分や美容成分、日焼け止めなどが含まれていることが多いですが、メイク崩れを防ぐためにも、BBクリームを塗る前に保湿ケアは丁寧に行っておきましょう。
きちんとスキンケアしてから塗ることで、BBクリームがしっとりと肌に密着して自然で崩れにくい仕上がりになります。

・適量をムラなく伸ばす
適切な使用量は製品により異なりますが、一般的にはパール粒大（直径7〜10ミリぐらい）が目安とされているものが多いです。
これを目安に、多すぎず少なすぎない、自分にとっての適量を見極めましょう。
手の甲に適量を出し、額、頬、鼻筋、あご先の5ヵ所に置いてからムラなく伸ばして仕上げます。
目の周りなど皮膚の薄い部分は指に残った分を薄く伸ばすのがコツです。
指で伸ばしても良いですが、スポンジパフやファンデーション用の筆を使用するとムラなく塗りやすいでしょう。

・フェイスパウダーで仕上げる
BBクリーム一本だけでベースメイクを済ませることもできますが、仕上げに軽くフェイスパウダーを乗せることで透明感ある仕上がりになります。
一手間でベースメイクのもちが良くなるのでおすすめです。