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食事に取り入れよう!自律神経を整えてくれる食べ物

普段は生活リズムもバラバラだし、仕事中は緊張する場面も多いから、なんだかいつも気が立ってるような気がします。もっと余裕をもって仕事したいし、休みの日だってリラックスして過ごしたいんだけど、ストレスに強くなる方法ってないのかな。

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いろんな食べ方で取り入れよう!自律神経を整えてくれる食べ物
看護師として働いていると、昼夜バラバラの交代制勤務や緊張する場面の多い仕事内容など、ストレスを感じるシーンを経験することも多いかもしれません。人によってはオフの日でも気持ちが休まらず、気分が落ち込んだりそわそわしてしまったり、自律神経の乱れを感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は自律神経を整えてくれる食べ物についてご紹介します。

・1日分のGABAが摂れる「トマト」
トマトは、元気で若々しく過ごすために欠かせないリコピンが多く含まれる食べ物として知られています。そんなトマトには、脳や神経をリラックスさせるために使われるアミノ酸のひとつ「GABA(ギャバ)」もたくさん含まれているのです。
GABAは、正式にはγ-アミノ酪酸と呼ばれており、もともと人間の脳や神経の中にもある神経伝達物質。脳に酸素や血流を行き渡らせたり、神経をリラックスさせるために使われたり、カラダが自律神経を整えるために欠かせない成分なのです。中玉のトマトには一般的に40-60mgほどのGABAが含まれており、1日に必要な分量をひと玉で取り入れることができます。健康にも美容にも良いトマト、毎日の食事に取り入れたい食べ物ですね。

・ビタミン群たっぷりの「緑黄色野菜」
ストレスに負けないカラダを作るためには、必要な時にアドレナリンをたくさん出して、心身を守ることも大切です。そのアドレナリンの合成に必要なのが、ビタミンCを始めとしたビタミン群栄養素。ブロッコリーやホウレン草、赤ピーマンなどの緑黄色野菜には、ビタミンCがたっぷり含まれています。
これらの野菜に含まれるビタミンCは、加熱すると水に溶け出てしまう水溶性ビタミンがほとんど。しかしこれは長時間じっくり煮込んだ場合の話なので、蒸したり下茹でしたりする程度ならば問題ないと言われています。温野菜や蒸し料理など、さまざまな調理法でビタミンC野菜を楽しみましょう。

・トリプトファンが豊富な「乳製品」
乳製品には、自律神経を整えるために必要な「トリプトファン」が豊富に含まれています。
トリプトファンは、しあわせホルモンとして有名な「セロトニン」を作るための材料になる栄養素。セロトニンは気持ちをリラックスさせるために大切な物質ですが、材料となるトリプトファンは食事で取り入れなければ体内で作り出すことができません。
牛乳やチーズなどには、イライラを抑えるのに必要だと言われているカルシウムも豊富に含まれているので、毎日欠かさず口にしたい食べ物ですね。

自律神経のバランスを整えるのって、特別な食べ物じゃないといけないのかと思ったけど、結構ふつうの食材で大丈夫なんだね!毎日食べられるように気を付けてみようかな。

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