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看護師にもコーヒー好きな方は多いと思います。大量に飲み過ぎたり、砂糖を入れ過ぎたりすればもちろん健康に悪影響が出ることもありますが、1日数杯程度のコーヒーには、健康や美容に良い効果がいろいろあることが知られています。ここでは、コーヒーの効果の中でも特に看護師にとってうれしいものを4つご紹介します。

（１）眠気覚まし効果
寝起きや夜勤の日の休憩にコーヒーを飲むとすっきりするという人は多いのではないでしょうか。これは、コーヒーに含まれるカフェインには、眠気を感じさせる脳内物質アデノシンの働きを抑える作用があるため。コーヒーを飲むことで眠気を抑え、集中力を高めることにも役立つため、夜勤の日にコーヒーはぴったりな飲み物なのです。
ただし、コーヒーを飲んでから効果が表れるまでに15分から2時間程度かかるため、眠気覚まし効果を期待するなら、夜勤の前や仮眠の前に飲むことをおすすめします。

（２）ダイエット効果
夜勤などで生活リズムや食生活が乱れがちな看護師には、太りやすいのが悩みという人が少なくありません。そんな人にとってうれしいのがコーヒーのダイエット効果です。コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸には、脂肪の燃焼を促す効果があることがわかっています。
身体を動かす前にこれらの成分を摂ることで効率よく脂肪を燃焼できるので、仕事の前や休憩にコーヒーを飲めばダイエット効果も期待できるのです。

（３）美肌、エイジングケア効果
不規則な生活リズムや病棟内の空気の乾燥、マスクの影響などで肌あれしやすいのも看護師によくあるお悩みです。
カフェインには、女性ホルモンの一つエストロゲンの分泌を増やす働きがあるという研究結果があります。エストロゲンは健康的で女性らしく美しい肌を作るホルモン。コーヒーを飲むことで美肌効果も期待できるのです。
また、コーヒーにはポリフェノールも豊富に含まれています。コーヒーを飲めば活性酸素の働きが抑えられ、シミやシワなど肌の老化を抑えることにもつながるのです。

（４）生活習慣病の予防効果
毎日3〜4杯のコーヒーを飲む習慣のある人は、コーヒーを飲まない人に比べて糖尿病やがん、脳卒中などにかかるリスクが低くなるというさまざまな研究結果が報告されています。
心身のストレスが大きく、不規則な生活リズムになりやすい看護師は、生活習慣病にかかるリスクが高め。適量のコーヒーを習慣にすることで、生活習慣病の予防にもつながるかもしれません。