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看護師なら常勤か派遣か? 雇用方法で変わるメリット・デメリット

同期が転職を考えているんだけど、常勤の求人から探そうか、派遣会社へ登録して派遣看護師として働こうか、について迷っているみたい。
勤務時間や曜日を調整できる派遣をおすすめしようと思うんだけど、常勤と比較した派遣のメリット・デメリットについて、改めて確認しておきたいな。

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派遣看護師として働くメリット(常勤勤務との比較)
1.希望する勤務時間・曜日での勤務が可能
派遣会社への登録時に希望勤務時間・曜日を設定しておくことで、条件に合った勤務先を紹介してもらえます。希望した条件での需要が少なければ、紹介までに時間がかかることもありますが、いったん派遣先が決まれば、勤務開始後に一方的に勤務条件を変更されることはありません。

2.定期的に勤務条件の見直しが可能
派遣契約には期間の設定があり、一般的には3か月または 6か月間の間隔で雇用期間の契約更新を行います。契約更新時期には、勤務条件の見直しをする機会にもなるでしょう。資格勉強のほか、結婚、出産、育児、親の介護などプライベートの状況に応じて、無理のない働き方がしやすいのも大きなメリットです。

3.人間関係によるストレスを回避しやすい
働く中で発生してしまった人間関係トラブルは、派遣契約なら派遣会社へ相談することが可能です。職場へ直接訴える必要がないため、トラブルに巻き込まれにくく、ストレスの蓄積も防ぎやすいでしょう。

4.委員会・勉強会は免除
常勤勤務の場合、参加が義務付けられる委員会や勉強会についても、派遣看護師なら免除される傾向があります。あらかじめ決められた勤務時間だけの勤務となるため、予定が立てやすくプライベートとの両立もしやすいでしょう。
派遣看護師のデメリットについても要チェック!
1.派遣期間に制限がある
派遣看護師の雇用期間には制限があり、いくら派遣先の居心地がよくても、派遣先の事業所が同一の組織単位で働くことができるのは3年間までとなっています。

2.キャリアが給与に反映されにくい
一般的に、常勤で長く勤務し、キャリアを積んでいくなかで給与は上がっていきますが、派遣看護師ではキャリアが給与に反映しにくい傾向があります。
特別な資格や技術を有していれば手当がつくこともありますが、管理職手当や役職手当などは長く勤務し組織に詳しい方に与えられることが多く、派遣ではあまり期待できません。

3.仕事の幅を広げにくい
派遣看護師として採用されるのは、経験のある職種であることがほとんどです。
勤務開始時の研修や教育も無く、派遣開始後すぐ現場で実践力として働くことが求められるので、新たな分野への挑戦がしにくいでしょう。

看護師が派遣として働くのにメリットもデメリットもあるけど、仕事とどうやって付き合っていきたいかによって、自分に合う方を選ぶのが良さそうね。

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