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求められる男性看護師 より一層の活躍が期待される場は?

職場に男性看護師が配属された。最近、男性看護師の採用を増やしているらしい。男性看護師の配属先って、どんなところが多いのかな?

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男性看護師は増えている? 男性看護師の年収は?
看護師といえば女性のイメージが根強く、男女の割合的には女性が9割を占めています。男性看護師の人数は年々着実に増えつつあり、今後も増加予想となっています。

男性看護師の年収は、勤務先にもよりますが、女性看護師よりもやや高めの傾向があります。
手術看護師や集中治療室勤務の看護師や、夜勤が多い男性看護師の中には、看護主任や看護師長(部長)などの役職に就くことで1000万円近くの年収を得ている人もいるといいます。
男性看護師が活躍している配属先は?
男性看護師の配属の場は、決して限定的ではなく内科や外科、整形外科を含め様々な診療科で仕事をしています。女性よりも体力や腕力があるため救急救命センターや手術室、精神科や重度の障害のある患者さんのケアなど、特に力仕事が必要とされる場や、患者さんが男性ならではの悩みを持つ場などで重宝される傾向があります。

最近では、民間の精神科病院や整形外科病院などにおいて、男性看護師の採用、そして理職への登用も目立っているようです。

一方で、入院病棟の病室を回り患者の様子を見ることも珍しくはないものの、女性患者の中には男性看護師に身体に触れられることに抵抗感を覚える方もいます。小児科や産科婦人科などでは、男性看護師には話しづらいこともあり、配属が控えられる傾向もあります。
男性看護師の転職ならより活躍できる場へ
男性が看護師としての活躍を目指すのなら、看護師の上級資格に当たる「認定看護師」を目指す、または「呼吸療法認定士」「医療環境管理士」など特定分野に特化した資格の取得、さらには、「救命救急士」や「臨床心理士」など看護師からのステップアップを狙うのもよいでしょう。

スキルアップによって専門性の高めていくことで、男性が看護師資格を活かした活躍の場が広がり、収入面でも充実した待遇を受ける事ができるようになるでしょう。

そのためもし、男性看護師が転職を考えるのであれば、男性看護師が活躍しやすい職場かどうか、また、昇進やスキルアップへの道が見込める職場かどうかについて、よく確認することが大切です。

看護師の職場は女性が多いからこそ、男性看護師は貴重な存在となりそうね。
仕事に慣れないうちは積極的にサポートして、ぜひ頑張ってもらいたいわ。

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