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要点を絞って話すのがポイント!伝わりやすい説明をするコツとは?

患者さんに治療の説明をしたけどなかなか伝わらなくてイライラさせちゃったみたい。そういえば先輩にもこの間「要点を絞って話してね」って注意されたっけ。説明上手になりたいけれど、どんな工夫をしたらいいんだろう?

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看護師には上手な説明が求められている
看護師の仕事には、患者さんへの説明をおこなったり、医師やほかの看護師に伝達をしたりといった場面が多くあります。こういったときにうまく説明をしないと相手に重要なことが伝わらず、思わぬトラブルにつながることもあるので気をつけましょう。
説明下手な人は、伝えるべきことが漏れていないかと不安になり、ついダラダラと時間をかけて説明してしまうものです。しかし長々と説明すると、相手に要点が伝わりにくくなってしまいます。
人に説明するときには、わかりやすく簡潔な話し方を心がけたいものです。
看護師が上手に説明をするためのコツ
看護師の仕事をスムーズに進めるためには、上手に説明するコツをマスターしておく必要があります。具体的には、以下のようなポイントに気をつけながら説明をしてみるのがおすすめです。

1. 説明に時間をかけないようにする
長々と説明しても要点は伝わりません。人に説明をするときには、単純なことであれば30秒以内、治療方針などの複雑なこともできるだけ1分程度で伝えるようにしましょう。
短い時間で説明をするよう意識づけておけば、要点を絞って話すコツがわかるようになってきます。

2. 最初に結論を話す
まず結論を提示したあとにその理由や根拠、状況を説明するというテクニックもあります。この方法であれば相手に伝えたいことが確実に伝わるようになります。

3. どの部分が最重要なのかを伝える
重要なことを説明するときに「ここが重要なポイントですが」、「この話の中でおさえておいてほしいポイントは」などの前置きをするのも効果的な方法です。
相手の理解度を高めるためにも、「重要なことを話す」と伝えてから説明をするとよいでしょう。

4. 重要なことを2回繰り返すのも効果的
説明をするときに、もっとも重要なポイントを2回繰り返して伝えるのも効果的な方法です。相手が1度目を聞き逃した場合でも、2回伝えれば重要なポイントが確実に伝わります。

5. 早口にならないようにする
伝えたいことが相手に十分に伝わっていない場合、それはもしかすると早口に原因があるのかもしれません。
説明をするときには、相手が聞き取りやすい速度を意識してみましょう。特に、要点部分は意識的にゆっくり伝えるようにすると、話が伝わりやすくなります。

そういえば説明がつい長くなったり、早口になっちゃったりすることってあるなあ。説明を簡潔にまとめてゆっくり話すのが、上手に伝えるコツなんだね。説明上手な看護師になるために、今度からは話し方を工夫してみようっと!

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