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どんなとき感じる?訪問看護師のやりがいについて

いままで病棟勤務の看護師として頑張ってきたけど、忙しくて目が回りそうだし、今後も同じ働き方でいいのかな……って悩むことが増えちゃった。そういえば友だちが最近「訪問看護師」に転職して、すごく生き生きしてるのよね。
訪問看護師のやりがいとか、魅力について詳しく知りたい!

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訪問看護師のやりがいとは?
訪問看護の仕事では、患者さんひとりひとりに合わせた看護をおこないます。
多くの人の看護をおこなう病院と異なり、訪問看護として訪ねる場合は患者さんと一対一になるため、その人に合わせたきめ細かな看護ができるのです。
もともと「患者さんの力になりたい」「患者さんの困りごとや苦痛を少しでも減らしてあげたい」という思いが強い看護師ほど、訪問看護でやりがいを感じられるでしょう。

また、利用者さんとの信頼関係を築くことで、より深く看護に関わることができるのも大きなやりがいです。立場上は「看護師と患者さん」という関係ですが、利用者さんを身近に感じながら、人間としてより深い信頼関係を築くことで、ひとりひとりの命に対し真摯に向き合うことができるのです。

訪問看護を利用される患者さんには、最期を見据えて自宅療養生活をおこなう方が多いのも特徴です。ご家族や本人からの相談に乗ったり、患者さんが“満足できる最期”を実現するためのサポートをしたりといった仕事に携われるのは、訪問看護師ならではのやりがいであるといえるでしょう。
訪問看護師ならではの喜びとは?
患者さんの元を訪ねたり、ご家族からの相談に乗ったりといった訪問看護師の仕事。そこには、訪問看護師ならではの喜びを感じることができます。

患者さんやご家族から感謝の言葉をもらえる
訪問看護師として働いていると、訪問先の患者さんやご家族から「いつも世話してくれてありがとう」「あなたが来てくれると助かる」といった感謝を述べられることも少なくありません。
訪問看護師の多くは、こうした「感謝の気持ち」をもらえたときにもっとも喜びを感じます。この喜びは、患者さんの自宅へ伺い、ひとりひとりに寄り添った看護をおこなう訪問看護師ならではのものでしょう。

患者さんと心の交流を深めるとき
患者さんの中には、なかなか心を開いてくれない方もいます。そのような場合でもあきらめず交流を続けることで、心を開いてくれるようになります。
初めはぶっきらぼうだった利用者さんが次第に心を開いてくれて、笑顔を見せてくれたとき、喜びを感じる人も多いのです。
訪問を重ねて信頼関係が深まると色々なことを話してくれるようになりますし、「頼りにされている」と嬉しい気持ちになれます。

地域の在宅医療に貢献できる
在宅医療は何らの事情で通院できない方や、自宅で最期を迎えたい方が多く利用している制度です。訪問看護師としてこうした医療に関わることは、患者さんが住み慣れた地域で医療サービスを受ける際の選択肢を広げることにもつながります。
もちろん、訪問看護にはご家族や医師、介護ヘルパー等との連携が必要になりますが、うまく連携ができて利用者さんが喜んでくれたときは、この上ない喜びを感じられるでしょう。

「利用者さんひとりひとりとの関わりが濃くなるのが訪問看護師」かー。確かに病棟だとなかなかじっくり関わることもできないもんね。「もともと患者さんとじっくり関わりたい」と思ってたのに、毎日忙しくてゆっくり患者さんの話を聞いてあげられないのが気になってたから、訪問看護師への転職も視野に入れてみようかな?

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