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自律神経を整える「温冷交代浴」のやり方

最近、仕事が終わって疲れてるのに、なかなか寝付けないことがときどきあるんだよね。「明日も仕事だから寝なきゃ!」って思うのに全然眠くならなかったりしてツライ……。結局あんまり寝られなくて疲れが取れないこともあるし。これってやっぱ自律神経の働きが乱れてるからなのかなあ。

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自律神経のバランスを整える「温冷交代浴」
看護師の仕事は、夜勤で生活や睡眠のサイクルが不規則になりやすいことや、勤務中に緊張やストレスを抱えることが多いことなどから、自律神経のバランスが乱れてしまう方も少なくありません。自律神経の乱れは、だるさや不眠、生理不順などといったさまざまな不調を引き起こす原因になる場合もあります。日ごろから意識して自律神経のバランスを整えるための習慣を取り入れるようにしたいところです。
自律神経を整えるために効果的な方法の一つと考えられているのが、「温冷交代浴」です。温冷交代浴とは、文字通り温かいお湯に浸かる温浴と、冷水を浴びる冷浴を交互に行う方法のこと。温浴は副交感神経、冷浴は交感神経をそれぞれ刺激するため、交互に行うことで自律神経の切り替えのバランスが整うと考えられています。
温冷交代浴のやり方とポイント
(1)42℃ほどのお湯に肩まで浸かって2〜3分ほど浸かります。

(2)18℃ほどの水風呂に30秒から1分ほど浸かります。自宅で行う場合は、水シャワーを1分ほど浴びます。

(3)温浴と冷浴を3回〜5回ほど繰り返し、冷浴で終わります。

銭湯や温泉、サウナなどの施設では、暖かいお湯を張ったお風呂(またはサウナ室)と水風呂への入浴を繰り返すことで簡単に温冷交代浴を行うことができます。自宅の場合は湯船にお湯を張って温浴を行い、水シャワーで冷浴を行うことで同様の効果が期待できます。

温冷交代浴は自律神経のバランスを整える以外にも、全身の血行を促進し、肩こりや冷え性の改善にも役立ちます。また、肌のキメが整うなど美容効果を感じられる人もいるようです。
ただし、普通の温浴に比べて身体への負担が大きい入浴法なので、血圧の高い方や心臓などに持病のある方は医師に相談のうえ行うようにしてください。特に病気などのない方でも、体調が良くないときに行うことは控えましょう。温冷交代浴を終えた後は、十分に水分補給したうえで、少し横になって身体を休めることをおすすめします。

温泉とかスーパー銭湯に水風呂があっても、冷えそうだしあんまり入ったことなかったな。自律神経を整える効果があるなら、温冷交代浴とやらを試してみようかな!
最近サウナ流行ってるっぽいからちょっと気になってたんだー。今度のお休みに行ってみようっと。

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